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ウェンディ・ムーア【解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯】

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ウェンディ・ムーア【解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯】 Wendy Moore"The Knife Man"
 翻訳:矢野真千子
 単行本:382ページ 価格:2310円
 出版社:河出書房新社 初版:2007年4月

  評価:90点

18世紀の英国において、医学は発達していなかった。というより、ギリシャ時代の考え方やキリスト教の教えに縛られ、旧態依然であった。そんな時代に、常識にとらわれず数々の解剖や観察によって、近代外科医学の先駆けとなった男。それが本書の主人公であるジョン・ハンターである。相当な変人であることは確かだが、研究にかける意欲は凄まじいものがある。天然痘ワクチンの発見者であるエドワード・ジェンナーは、ハンターの一番弟子といえる存在だった。

この時代のイギリスというのは昔から惹かれる分野なのだが、医療についての情報に接するのは初めてだったので、非常に興味深かった。解剖についての人々の理解がないため体を手に入れることが難しく、墓場から盗んできたというエピソード。また歯磨きという風習がないために虫歯だらけの人々や、消毒や麻酔といった概念の存在しない外科手術、なんて読んでいるだけで痛くなるような話が登場する。当時の医学の常識には、驚かされることばかりだ。

また、帝王切開のことを日本ではカイザーと呼び、その理由は「ユリウス・カエサルがそのようにして産まれたから」という説がある。しかし、本書ではそれを否定。なぜなら、古代に帝王切開が行われるとほとんどの確率で妊婦は死亡。しかしカエサルの母親は死なず、その後何年も生きた記録があるから。(Wikipediaも参照されたし)

本のボリューム以上に読みでがある作品なので、1章ずつ読み進めても楽しめる(全16章)。終盤マンネリしている部分は感じられるが、こういった内容に興味のある人なら、かなり面白い1冊といえる。 (読了日:2009年12月8日)

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