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浅田次郎【天切り松 闇がたり】

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天切り松闇がたり作品名:てんきりまつ やみがたり
作者:浅田次郎(あさだ じろう)
第1巻 闇の花道 頁数:266 初版:1999/09
 評価:90点
  →おすすめ:「槍の小輔」「百万石の甍」    
第2巻 残侠 頁数:266 初版:1999/09
 評価:70点
第3巻 初湯千両 頁数:290 初版:2002/02 
 評価:80点

 →おすすめ:「初湯千両」「大楠公の太刀」
第4巻 昭和侠盗伝 頁数:279 初版:2005/05
 評価:70点
 ※いずれも出版社は集英社、価格は\1575。1~3巻は文庫本あり。

◆あらすじ
東京は下町にある留置場。年の瀬の迫った頃、1人の小柄な老人が入ってくる。姓は村田、名は松蔵。一見すると職人風のその男、実は世紀の怪盗『天切り松』。明治に生まれ、大正・昭和を駆け抜けた彼が語る、盗人達の物語。痛快ピカレスク・ロマン。
※ピカレスク小説 [picaresque novel]
下層階級出身の召使や詐欺師などの主人公がさまざまな社会や事件に出会った経験を 述べる小説。16世紀半ば、スペインで騎士道小説の理想主義への反動として現れ、やがてヨーロッパ中に流行した様式。風刺・ユーモアの要素が多い。悪漢小説。悪者小説。
-------------------
浅田次郎の人気短編シリーズ。著者自身も非常に気に入っている作品らしい。泥棒の話と聞いて良い印象を持たないかもしれないが、義賊をイメージしてもらいたい。目細の安、強盗の説教寅、ゲンノマエのおこん、黄不動の栄治、百面相の常……登場するのは、いずれも魅力溢れる人物だ。特に「おこん」は男が理想とする女性像と言ってもいいだろう。また作品には山県有朋、永井荷風といった実在の人物も登場する。

物語の主な舞台となる大正は、日本の近代史の中でも興味深い期間だ。15年足らずという短い年月ながら、激動の明治と戦争へと向かう昭和に挟まれ、市民文化が華やかだった頃。1912(大正12)年の関東大震災で東京…当時は「都」ではなく「市」だった…が灰になるまでの、束の間のきらめき。古いものが否定され新しいものがもてはやされる風潮は、1980年代末のバブル期を思わせる。そしてそういう世でも義理人情を重んじ、粋を愛した人々の生き様には、ほれぼれとさせられる。

もともと徳間書店が出版していたが、後に集英社が引き継いでシリーズ化。現在は4作まで世に出ている。マンネリ化している印象は否めないが、中には溜め息が出るほど素晴らしい作品も見られる。全体的に安心して読める作品。流れとして、1巻から読む方が望ましい。

大正時代を舞台にした作品は他にも色々あるが、大和和紀の漫画『はいからさんが通る』もその1つ。またセガが発売しているゲーム『サクラ大戦』のモデルにもされている(ただし、ゲームでは大正ではなく「太正」と表記)。
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■コメント
ハム
- 2005/06/17 15:52
いや~ん、ガチャピンさん・・・また・・・読みたいし~UAEで手に入らないし~(笑)友達に頼みますかね?ガチャピンさんのお勧め作品は全部読みたくなるのよ~、日本にいたらな~速攻本屋行ってるね。(笑)私は泥棒とか大好き!(怪盗何とか!とか洋物はちょっと苦手やけど、日本のぬすっと系は大好き。)時代設定も良い頃だし~♪ ハイカラさんも大好きでした~!はかまがかわいいのよ~憧れたな~♪

★ふふふ、また本についての記事にコメントくださって、どうもありがとうございます。これで読んでもらえれば、もっと嬉しいんですがね(笑)盗人の話がお好きだったら、この本はいいと思いますよ。ハイカラさんのように袴を履く女性を見るのは、今は成人式や卒業式くらいですねー。

ナメラ商店街 - 2005/06/18 14:31
「大正ロマン」と言われるように、大正時代って独特の雰囲気がありますよね。洗練されたオシャレ感があるというか…。和洋のバランスがとてもステキです。 私は大学の卒業式で袴を初めて履きましたが、女の子なら「一度は袴を履いてみたい」という憧れはあると思います。女学生なムード満点で、なかなか良かったですよ☆ 本のあらすじを見ているとなかなか面白そうですね。今度本屋に行った時はチェックしてみます♪

★おっしゃる通り、和もありつつ洋も取り入れた、という事で独特の文化が発達したのがこの頃ですね。それが大正ロマンと言われたようです。ナメラ商店街さんは袴を履かれたんですね。確かに女学生という響きが似合う格好ですねー。男にはない楽しみだと思います。本は、機会があったら手にとってみてください。

Birigian - 2005/06/19 0:48
漫画専門なので、今はホント小説とかあまり読まないのですが… これは面白そうですね~文庫の方ならお手軽そうなので、今度チェックしてみますv ハイカラさん…懐かしい。子供の時読んだので当時、「ハイカラ」の意味が分かってなかったですよ(笑)

★おっ、興味を持っていただけたら嬉しいですよ。この作品は漫画化もされているので、そちらの方がBirigianさんはお好きかもしれないですね。私は読んだ事はないのですが…。 あと、私も「ハイカラ」の意味を知ったのは大きくなってからです。今は使わない言葉ですからね(苦笑)。
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