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飯嶋和一【出星前夜】

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飯嶋和一【出星前夜】 単行本:544ページ 価格:2100円
 出版社:小学館 初版:2008年8月1日

  評価:70点

前作である【黄金旅風】を読んだのは2006年になるのだが、作品への良いイメージと同時に、読むのに苦労した印象が残っている。相当ボリュームがあるのが特徴。
「島原の乱」 がテーマと聞いて、過去にブログで調べた記事を読み直し、本書を開いた。しかし、その内容は想像とは異なっていた。
主な人物は、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に有馬晴信軍の一将として勇名を馳せた鬼塚監物(おにづかけんもつ)。そして乱勃発の際、若衆らを統べ藩主に叛旗をひるがえした青年・矢矩鍬之介(やのりしゅうのすけ)=通称・寿安(じゅあん)。島原半島を襲った伝染病に立ち向かった長崎の医師・外崎恵舟(とのざきけいしゅう)、そして【黄金旅風】の主人公・長崎代官末次平左衛門(すえつぐへいざえもん)。

つまり、一揆の指導者とされる天草四郎(本書だとジェロニモ四郎)は、全然メインキャラクターではないのだ。一揆が起きる前段階の話や、周辺の人々の描写に多くの枚数が割かれている。「こういうアプローチもあるのか」と感じながら読み進めていったが、終盤飽きてしまった。

<以下ネタバレ含む>
その理由は「島原の乱」の描き方に不満があったから。「働いても生活が楽にならない庶民がいる一方、武士や豪商が贅沢(ぜいたく)をしていた当時の島原は、明らかに現在の格差社会と重ねられている」(朝日新聞・書評)という意見は同感だが、だったら普通に乱を終結させても仕方ないだろう。焦土と化した島原の地がいかに復興の道を歩むか、鈴木重成などの努力を取り上げても良かったはず。

それに比べたら、寿安が他の土地で医者になるなど、スケールとしては相当に小さい。医者として成長した寿安が後年再び島原を訪れるとか、そういう展開があってこそ読者は溜飲を下げられるのだと思う。 (読了日:2009年3月28日)

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