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宮部みゆき【火車】

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宮部みゆき【火車】 文庫:590ページ 価格:900円
 出版社;新潮社 初版:1998年1月
 第6回(1993年)山本周五郎賞

  評価:90点

■あらすじ
業務中の負傷により休職している刑事、本間俊介。彼のもとに遠縁の男性から連絡があり、「婚約者である関根彰子(しょうこ)が失踪した。探して欲しい」と頼まれる。彼女は自らの意思で姿を消しており、その足取りを徹底的に消していた。なぜ彼女はそんなことをしたのか?

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人気作家の1人である、宮部みゆき。当ブログでも過去に6作品を紹介し、その他にも幾つか読んでいる。現代小説と時代小説の両方を書く珍しい作家だが、個人的な評価は「現代:△ 時代:○」。しかし、この【火車】は彼女の現代小説の代表作と扱われているので読んでみた。

題名の「火車(かしゃ)」は、仏教用語からきている。火の燃え盛った車で、極卒の鬼が生前に悪行を働いた者を乗せて地獄へ運び、責め苦しめるといわれる。日本人にとっては、訓読みした言葉「火の車(ひのくるま)」の方が馴染み深いだろう。火の車に乗せられた者は、ひどい苦しみを味わうことから、苦しい経済状態を表すようになった。

この小説はお金の絡んだ悪行をテーマにした作品である。具体的にはクレジットやサラ金など。刑事が犯人の正体を知るため(仕事の範囲を超えて)日本各地に飛び回る点、事件の背景に社会問題があることなど、松本清張【砂の器】を連想させる構成。推理小説であり、社会派小説ともいえる。かなり枚数はあるものの、先が気になってどんどん読み進めていける。ただ登場人物が饒舌な点は、ややしつこく感じられる。

作品中で弁護士の溝口悟郎(モデルは宇都宮健児)がクレジットや消費者金融について語っているが、舞台は1992(平成4)年とやや古いため現在と異なる点も見られる。しかし、問題の根源を考えると今日につながる内容と言えよう。消費者金融-Wikipediaなども併せて読むと、当時と比べて何が改善され何が悪化しているのかがわかり、勉強になる。 (読了日:2009年1月25日)

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