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門田隆将【甲子園への遺言】

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門田隆将【甲子園への遺言】 単行本:311ページ 価格:1785円
 出版社:講談社 初版:2005年6月29日

  評価:80点

プロ野球の打撃コーチとして30年間活動した、高畠導宏(たかばたけ みちひろ)氏の生涯を描いたノンフィクション作品。そのキャリアの中で育てた選手は南海の藤原、ロッテの落合、高沢、西村、オリックスのイチロー、田口、ダイエーの小久保など、多くのタイトルホルダーがいる。
ところが、そんな彼が五十代半ばにして一念発起。通信教育で教職の勉強をはじめ、プロ野球界からの誘いを蹴って、高校教師の道を選ぶ。なぜ彼がその選択をしたのか?そこには並外れた野球への情熱と、教育への想いがあった。

<以下ネタバレ含む>
彼が打撃コーチとして優れていたことは幾つかある。投手の癖や配球などを徹底的に調べ上げ、そのデータを大切に扱っていたこと。また重要なポイント以外は、その選手の特徴を尊重した指導を行ったこと(自分の経験からしか判断できず、それを押し付けるコーチは腐るほどいる)。また、人を褒めることはあっても怒ることはしなかった…など。

そして彼が教育学を修める気になったのは、選手の指導をするにあたってそういったものを学べば役立つだろう、という向学心があったから。しかしながら、精神的に大人で、プライドの高いプロ野球選手に適用できる部分は少ない。できれば、吸収力の高いこどもに教えたいと彼は考えた(もともと、こども好きという面もあった)。高校生に野球を教え、甲子園へと導き、全国制覇を成し遂げたいという夢も持っていた。

教師として福岡へと赴任し、教壇に立った高畠氏。しかし病魔が彼を蝕み、約1年でこの世を去る。高校生に野球を指導することはできなかった。なぜなら「プロ野球界にいた者は2年間指導を行うことができない」という規定があっため。そんなくだらない決め事のために夢を阻まれたことが、本当に残念でならない。

彼の生き様から学ぶことは色々とあるが、本の出来として素晴らしいというわけではない。高畠氏を取り巻く人間の見方が皆似たようなものばかりで、そのキャラクターが浮き彫りにされているとは言いがたい。もっと欠点や失敗を取り上げていた方が、親しみがわくだろう。筆者が高畠氏とどの程度付き合いがあったのかわからないが、突っ込んだ部分まで踏み込めていないのだ。とはいえ、一読に値する本と言えよう。 (読了日:2008年11月3日)

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