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東野圭吾【使命と魂のリミット】

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東野圭吾【使命と魂のリミット】 単行本:376ページ 価格:1680円
 出版社:新潮社 初版:2006年12月6日

  評価:65点

[出版社の紹介より]
笑顔で手術室に入った父は、冷たい骸となって戻って来た。誰も予想していなかった、術中死。さっきまで、あんなに元気だったのに――。それをきっかけに心臓外科医を目指した夕紀は、実は誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。その目的を果たすべき日に、手術室を前代未聞の危機が襲う!


------------------------
文章は読みやすく、テンポも良い。氷室有紀の胸に秘めた思いと、病院に寄せられた脅迫の謎が興味をそそる。読者を引き込む腕については、さすが東野圭吾というところか。実際のところ、途中までは面白いのだ。だが、終盤になってストーリーの全貌が見えてからは失速している。

<以下ネタバレ含む>
ポイントは「目的を遂げるための手段」である。有紀が西園に抱く疑問はわかるのだが、それを何年も抱えて医者になる、というのがピンとこない。母親は事情を承知していたのだから、何とかして話すことはできなかったのか、と思う(思春期は難しいかもしれないが)。現場で西園の仕事を見たところで、手術ミスがあったかどうか確信を得るのは難しい気がする。

そして、直井穣治。個人的に復讐を遂げたいならもっと色々と方法はあるだろうに、なぜよりによって病院を選ぶのか。「他の人を巻き込みたくない」とか言っておいて、最初の選択が間違っている。やっていることは計画的なのに、中途半端な良心を持っているからグダグダになってしまうのである。

読み心地がサラっとしているのは、登場人物で本当に悪い人間がいないからだろう(菅沼庸子という看護師は少々うざいが、しょせん端役)。ただ、それだけに描かれている人間の情念が浅く、話として深みが欠けているように思われた。 (読了日:2008年11月1日)

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