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三津田信三【首無の如き祟るもの】

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三津田信三【首無の如き祟るもの】 単行本:447頁 価格:1995円
 出版社:原書房 初版:20007年4月
 『週刊文春ミステリーベスト10』2007年国内6位
 『このミステリーがすごい!』2008年版5位
 『本格ミステリ・ベスト10』2008年版2位

  評価:80点

■あらすじ
奥多摩に代々続く秘守家の「婚舎の集い」。二十三歳になった当主の長男・長寿郎が、三人の花嫁候補のなかからひとりを選ぶ儀式である。その儀式の最中、候補のひとりが首無し死体で発見された。犯人は現場から消えた長寿郎なのか?しかし逃げた形跡はどこにも見つからない。

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ミステリー作品は読むが、ホラーものは苦手な私。そんなわけでこの小説を読むことにためらいを覚えていたのだが、読んでみるとすんなりと馴染むことができた。多くの読者が指摘していることだが、横溝正史&金田一耕介の世界観を思わせる設定なのだ。こういうタイプの怖さは抵抗のない人が多いのではないか。全体的に読み応えのある楽しい作品だと感じた。

<以下ネタバレ含む>
詳細な内容についてはこちらのサイトに譲るが、本書の謎は複数の「入れ替え」によって成り立っていると言っていい。並べてみると長寿郎(女)と妃女子(男)、長寿郎(女)と古里毬子、古里毬子と江川蘭子(男)、江川蘭子(女)と高屋敷妙子、刀城言耶と幾多斧高…となる。これだけ入れ替えが多いと、全て読み解くことは難しい気がする。

さて真犯人である斧高についてだが、本書では明確に触れられていないものの、恐らく八王子の幾多家殺人事件の犯人も彼だろう。そうでなければ、斧高だけ無傷だった理由が説明できない。5歳という年齢であっても、鎌で喉をかき切ることはできる。理由はわからないが、彼の中にも秘守家の呪われた血…祟りがどうこうというより、近親者で結婚を繰り返した結果の異常な気質…が彼の中にも伝わっていた、ということだろうか。

読み終えてから振り返ってみると、作品中に敷かれた様々な伏線に気づく。なかなかレベルの高い作品だ。ただ、全ての謎がスッキリと解明されているわけではない。読後の爽快感にはやや欠ける気がする。 (鑑賞日:2008年8月3日)

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