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製作国:日本 上映時間:120分
製作年:2007年 劇場公開:2007年6月16日
興行収入:20.8億円
監督:水田伸生 脚本:宮藤官九郎
◇出演
阿部サダヲ 鬼塚公彦
堤真一 内藤貴一郎
柴咲コウ 大沢富士子(駒富士)
小出早織 駒子
吉行和子 さつき
伊東四朗 鈴木大海
評価:75点
■あらすじ
鈴屋食品の東京本社に勤務する平凡なサラリーマン、鬼塚公彦。彼は高校時代に修学旅行先の京都で舞妓に出会って以来、熱狂的な舞妓ファンとなり、いつかは「舞妓はんとの野球拳」という究極の夢を抱いていた。まだ「お茶屋」で舞妓と遊んだことがない公彦だったが、念願の京都支社への転勤が決まり、同僚OLの彼女、大沢富士子をあっさりと捨てて京都入り。意気揚々とお茶屋に乗り込んだのだが…。
---------------------------------バカバカしさいっぱいのコメディムービー。主演の阿部サダヲが弾けている。宮藤官九郎が、その良さを存分に引き出す脚本を用意した。その彼女役の柴咲コウもなかなかいい。柴咲が阿部に一方的に惚れている、という設定がおかしい。堤真一の存在感も抜群。最近はシリアスな役も多いが、3枚目の演技がとても巧い俳優だ。社長役の伊東四朗もハマリ役と言えるだろう。なお特別出演の植木等にとって、これが遺作となった。
ストーリーは破天荒というか荒唐無稽というか、めちゃくちゃな展開である。そのテンションについていくのがなかなか大変だ。舞妓に関して色々な情報が含められている。特別そういう世界に興味のない自分でも、色々と感心させられた。駒子役の小出早織がかわいらしい。
正直なところ1時間半くらいでおなかいっぱいになってしまった。内容的にやや詰め込みすぎの印象を受ける。もう少し整理した方が、キレは良くなったかも。 (鑑賞日:2008年7月12日)
予告編
作っている人:ガチャピン
柴咲が舞妓になろうとするのもまた舞妓を直ぐ辞めるのも それはないだろう・・・って見てしまったね。
舞妓は10代だし 育成に費用がかかってるので 芸子になっても辞めないで続けるって条件で 舞妓さんの修行できるのでね。
京都では有名所では、今まで一人だけ舞妓で辞めた子が居てそれは呉服屋の娘で、娘が舞妓だけしたいってワガママを言って 父親が費用は自腹するからって事で認めてもらったそうです。