Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
 ※言及リンクを持つ記事からのみ、受け付けています。
http://gachapin99.blog48.fc2.com/tb.php/636-636d410a

-件のトラックバック

-件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

福田内閣支持率低下

あなたは人目のお客様です。

■福田内閣支持率、さらなる打撃 (2008年5月4日 フィナンシャル・タイムズ)
 著者:デビッド・ピリング(フィナンシャル・タイムズ東京支局長) 翻訳:加藤祐子+ガチャピン

支持率が落ち続ける福田内閣噂によると、満身創痍の福田康夫首相は側近に対して、前任の安倍晋三前首相よりはせめて1日でも長く在任したいと話しているそうだ。それはつまり366日は在任し続けるということで、そうすると7月に議長を務める予定のG8洞爺湖サミットは余裕でクリアするし、9月末までは首相でい続けるということになる。

「本人はそれを望んでいる」 政治アナリストで国際政治経済情報誌「インサイドライン」編集長の歳川隆雄氏はこう言う。「けれども、そうはならないかもしれない」

ここ数日の間に、ただでさえ不安定にぐらついていた福田内閣はさらにぐらぐらと不安定さを増した。先週末(4月27日)には福田氏率いる自民党が、山口県の大事な衆院補選で敗れ、ふだんなら自民党が磐石だったはずの議席を失った。有権者は、6年間の経済成長が自分たちの生活レベル向上に寄与していないことに不満を抱き、相も変わらずの政治に飽き飽きとしていたため、民主党の候補を大差で当選させたのだ。

今週に入り福田内閣は、さらに人気を一気に下げるかもしれない賭けに打って出た。大事な連休のどまんなかに、ガソリン税の暫定税率を復活させたのだ。これはたとえるなら英国の首相が、クリスマスにワインと七面鳥の価格を倍にするようなものだ。

福田氏はこの件について、記者会見を開いた。民主党の介入で4月にいったん期限切れとなったガソリン税の暫定税率を、改めて復活させなければ、歳入に年間2兆6千億円分の穴が空き、道路補修事業などが不可能になる、と首相は説明。しかしその首相でさえ、「国民の皆様お一人お一人が、家計のやり繰りに苦労しているときに、再び負担をお願いするということは、本当に苦しい判断でありました」と認めている。

山口補選と暫定税率のダブルパンチで、ただでさえ下がっている福田首相の支持率はさらに打撃を受けるはずだ。一部の世論調査によると内閣支持率は25%というきわめて不安定なレベルにある。これは安倍政権末期と同じような水準だ。もしも支持率が20%を切ったりしたら、党内からも辞任を求める不満の声が聞こえ始めるかもしれない。専門家たちはこういう。

「福田首相の政治生命はほぼ尽きている」 政治学者で北海道大学の山口二郎教授はこう言う。「7月のサミットが退任の花道になる可能性がとても高い」

福田内閣が本当にこんなに短命で終るのなら、安倍内閣が1年にわたって続けた自崩壊ぶりを再現することになる。短命政権がもし2人続いてしまうと、1990年代の日本のように首相が回転扉のように入れ替わり立ち代りする状態にまた戻ってしまうかもしれない。1990年代日本のこの状態は、2001年に就任した小泉純一郎元首相が6年近く政権を維持したことでようやく終ったのだ。

小泉内閣は、政治的安定の新時代という約束を提示した。そこでは政治指導者は高い人気を背景に、自信を持って大胆に行動できるはずだった。しかしその時代は、少なくとも一時的には、終ってしまったかのように見える。しかし、なぜだろう。

考えられる理由のひとつは、政治的なものだ。福田氏は日本においてはきわめて珍しい、議会の多数党が両院で分かれているという政治状況を受け継いだ。自民党がより力の強い衆議院を支配するが、参議院は民主党が支配する。このいわゆる「ねじれ現象」は、日本の有権者が選挙ごとにいかに大きく揺れ動いてきたかを表すものだ。日本の有権者は2005年には、小泉氏率いる自民党に歴史的な圧倒的過半数を与えておきながら、2007年には安倍氏率いる同じ自民党に大敗を見舞ったのだ。

一方の野党・民主党は、小沢一郎代表の狡猾で時には理解しにくいリーダーシップの下、昨年7月に得た参院多数をテコに、立法府に大混乱をもたらしている。法案につぐ法案が、民主党にブロックされているのだ。民主党の介入によって、自衛隊のインド洋派遣が(一時的にだが)中止となったし、日本銀行総裁のポストが3週間も空席になったり、またガソリン1リットル25円の暫定税率分の課税を(やはり一時的にだが)ストップさせた。

小沢氏を支持する人たちは、民主党のこうした戦術によって与党は本物の政策論議をせざるを得なくなったと主張する。おかげでたとえば、国の道路工事といった不透明な問題について、あるいは金融政策と財政政策のあるべき関係について、やっと光が当たるようになったのだと。一方で小沢氏を批判する人たちは(民主党内も含めて)、小沢氏は単に議事を妨害してきただけ、ということになる。どちらにしろ、国会が膠着(こうちゃく)する責任の一部は、不幸な福田氏にかぶせられている。

小泉時代の勢いがそがれてしまっているもうひとつの理由は、経済的なものだ。特別目立ちはしないが着実な経済成長が6年間続いたにもかかわらず、多くの日本人は(特に大都市以外に住む日本人は)、相変わらず自分たちは虐げられていると感じている。

食料と石油の価格高騰に引っ張られて物価は上昇し始めたが、賃金はまったくほとんど動いていない。所得格差は広がり、自分たちは公平な政党だという自民党の自負を損ねてしまった。中央政府は地方政府の財政をカットし、かつてはふんだんに与えてた公共事業も削減した。福利厚生は減らされ、逆に医療費や年金の支払いは増えた。

日本政治を研究する米コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授は、小泉氏が熱狂的な人気を集めたのは、政治家としてのスタイルのおかげで、政策に人気があったわけではないと指摘する。そしてむしろ小泉政権が決定した政策の実際的な影響が、いま実感されているのだ。

小泉氏は国民に、今のこのつらい思いは日本のためになるのだと説得することができた。しかしそうやって国民に政策を受け入れてもらえる、そんな指導者がいないとあっては、一般の人たちは単に自分の生活水準が脅かされているとしか思えないのだ。

-------------------------------------------
ここ数ヶ月下がり続ける福田内閣の支持率低下について、興味深い記事があったので取り上げる。↑にあるのがgooニュースに掲載された日本語文、そしてこの↓がFinancial Timesの原文である。概ね良い翻訳だが、いくつか気になる表現があったので手を加えた。(英文は難しい印象を受ける。気になった言葉には下線を引き、記事末にまとめた)

記事の内容は客観的な視点で書かれていて、勉強になった。
確かに、それほど遠くないうちに福田内閣は終わることになるだろう。ただ、それで解散総選挙が行われたとしても「自民党+公明党の与党体制は続く」と、私は見ている。最近では政党支持率で民主が自民を上回ることもあるが、それは自民の失点が目立っているだけ。民主がやっていることは与党への抵抗や邪魔ばかりで、彼ら自身の得点があるわけではない。相手が自民だけならまだしも、公明の獲得議席数を考えると、民主が単独で凌駕するのは難しい気がする。

■Fukuda’s popularity suffers further blow  by David Pilling in Tokyo
 
Published: May 1 2008

Rumour has it that Yasuo Fukuda, Japan’s embattled prime minister, has told close colleagues he would like to stay in power longer than Shinzo Abe, his predecessor, if only by a single day. That would mean hanging on for 366 days, taking him to the end of September, comfortably past the Group of Eight summit he is due to chair in July.

“That’s what he wants,” says Takao Toshikawa, a political analyst and editor of Inside Line. “But he may not get it.”

Last weekend, his Liberal Democratic party lost an important by-election in a normally safe seat in Yamaguchi, western Japan. Voters, annoyed that six years of economic growth have failed to improve their living standards and bored with politics-as-usual, elected the opposition Democratic party of Japan candidate by a hefty margin.

This week, Mr Fukuda’s government risked making itself even more unpopular by reimposing a petrol tax bang in the middle of an important holiday – the rough equivalent of a British prime minister doubling the price of wine and turkey on December 24.

Mr Fukuda held a press conference to explain that the tax – suspended in April after the DPJ’s intervention – was needed to plug a Y2,600bn ($25bn) hole in public finances and to maintain roads. But even he conceded that: “When each and every member of the public is trying hard to make ends meet  . . . it is a difficult to ask for an additional burden.”

The twin blow is unlikely to do much for Mr Fukuda’s already waning popularity, now at a shaky 25 per cent according to some polls, near the level that spelt the end of Mr Abe. Experts say that a drop below 20 per cent could yield rumbling from within his own party for him to step down.

“The political life of Mr Fukuda has almost expired,” says Jiro Yamaguchi, a professor of political science at Hokkaido university. “It is very likely that July’s G8 summit will be his farewell event.”

If Mr Fukuda’s tenure indeed proves so short-lived, it will match the year-long implosion that was Mr Abe’s premiership. Two quick-fire prime ministers in a row could bring back an era of revolving-door leaders that lasted throughout the 1990s, until Junichiro Koizumi held on to power for nearly six years from 2001.

Mr Koizumi’s premiership had held out the promise of a new era of political stability, in which elected leaders could act decisively, confident in their popular mandate. Those days, at least temporarily, appear to be over. But why?

One answer is political. Mr Fukuda inherited what, for Japan, was the extraordinary situation of a split parliament in which his LDP holds the powerful lower house but not the upper chamber. The split parliament mirrors the wild oscillations of an electorate that in 2005 handed Mr Koizumi’s LDP its biggest postwar majority but in 2007 savaged the same LDP, now led by Mr Abe.

Under the wily, sometimes unfathomable, leadership of Ichiro Ozawa, the opposition DPJ has used the control of the upper house it won last July to create legislative havoc, blocking bill after bill. Its interventions ended (temporarily) a naval mission to the Indian Ocean, forced a three-week vacancy at the head of the central bank, and halted (temporarily again) the Y25 tax on a litre of petrol.

Mr Ozawa’s supporters argue these tactics have forced real debate, shining light, for example, on shadowy subjects such as state road building and the proper relationship between monetary and fiscal policy. To his detractors – including some within his own party – he has merely been an obstructionist. Either way, some of the blame for legislative gridlock has rubbed off on the unhappy Mr Fukuda.

The other reason for the waning dynamism of the Koizumi era is economic. Even after six years of steady, if unspectacular, growth, many Japanese, particularly outside the big cities, are feeling as downtrodden as ever.

Wages have barely budged even though prices, led by food and petrol, have begun to rise. Wealth disparities have increased, undermining the LDP’s claim to be a party of equity. The central government has squeezed local government finances and cut once generous public works spending. Health and pension payments have gone up while benefits have been cut.

Gerry Curtis, a Japan expert at Columbia university, says the wild popularity enjoyed by Mr Koizumi owed more to his style than to policies whose effects are now being felt.

Mr Koizumi persuaded people that the pain they were feeling was doing the country good. Without him to sell the policies, ordinary people see them as merely an assault on their living standards.

embattled:追い詰められた predecessor:前任者 annoyed:イライラして hefty:大きな、重い reimpose:負担や義務などを再び課する equivalent:同等なもの intervention:介入 concede:真実と認める burden:負担 waning:衰えていく shaky:不安定な yield:引き起こす tenure:在職期間 implosion:内破 in a row:連続して era:時代 decisively:決断力を持って mandate:為政権 lower house:下院=衆議院 upper chamber:上院=参議院 oscillation:振動 electorate:有権者 savage:ひどく痛めつける wily:狡猾な unfathomable:不可解な legislative:立法の havoc:大混乱 interventions naval:海軍の halted:停止させた monetary:金融の fiscal:財政の detractor:反対者 obstructionist:議事進行妨害者 gridlock:手詰まりの状態 downtrodden:虐げられた budge:ちょっと動く Wealth disparities:所得格差 equity:公平さ squeeze:締め付ける pension:年金 assault:脅迫

この記事を読んだ方は、クリックお願いします→ブログランキング バナー
スポンサーサイト
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
 ※言及リンクを持つ記事からのみ、受け付けています。
http://gachapin99.blog48.fc2.com/tb.php/636-636d410a

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

Twitter

       過去のログはこちら

各種プルダウンリスト

ベストセレクション

■【書評】
書評格付け400
■【映画】
映画格付け300

文字の拡大・縮小

プロフィール

ガチャピン

作っている人:ガチャピン

東京のIT系企業に勤める男。1977年生まれ。趣味は読書、スポーツ観戦、トレーニング、ブログ、映画鑑賞。

全タイトルを表示

TopHatenar Map

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

クリック募金

管理人へのメール

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。