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情報を選べるか

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4/7、アメリカはテキサス州・ヒューストン。NASA(アメリカ航空宇宙局)のジョンソン宇宙センターに、SMAPの香取慎吾と稲垣吾郎がいた。5/15に打ち上げが予定されている、スペースシャトルディスカバリー。その乗組員記者会見に出席する為に、2人はやってきたのだった。会見の場で質問するチャンスを与えられた香取慎吾は、こう発言した。
「乗組員の皆さんに質問です。宇宙に行って地球を見た時、どんな音楽を1番聴きたいですか?」
やや詰まりながもそう言うと、会場は笑いとざわめきに包まれた。質問に答えたのは、アンディ・トーマス飛行士
「私だったら、3Bを聴きたいと思います。つまりバッハ、ベートーベン、ビートルズです」
その答えに、記者達から笑いと拍手が起きた。

------------------
香取の質問についての反応を、考えてみよう。この日は世界各国のメディアも多く参加する、注目の記者会見だった。結果的に乗組員に質問できたのは、15人のみ。その中で香取のような質問をする記者は、他にいなかったのだろう。「面白い質問だな」と感じた人も「なんでそんな事を訊くんだ?」と思った人もいたはずだ。その反応が、笑いとざわめきである。質問をされた乗組員達は、戸惑っているように見えた。

日本のテレビや新聞は、この模様について皆同じように報じた。「SMAPがNASAで快挙」「香取慎吾、見事な英語」。だが、これは片手落ちもいいところである。香取について言っているのではない。このやり取りには、もう1つポイントがある。それは、トーマス飛行士の返答だ。
「私だったら、3Bを聴きたいと思います」この発言を聞いて、記者達は「へぇ、クラシック好きなのか」と思ったはずだ。なぜなら、音楽の世界で3Bと言えばバッハ、ベートーベン、ブラームスを指す。しかしトーマスは、最後にブラームスではなくビートルズと言った。香取の一風変わった質問に対し、しゃれた返答をしたのだ。それで、笑いと拍手が起きたのである。なぜ日本のマスメディアは、こういう事をきちんと伝えないのだろう。その浅い切り口に、私はガッカリした。

この件自体は、ささやかな事だ。しかし、どう報じるかによって物事の印象が変わるという一例だろう。結果として香取を重視した為に、トーマスを無視したのだ。一般に「報道のバイアス」と言われる、偏見である。

マスコミは多くのバイアスに蝕まれている。他に例を挙げれば、先のニッポン放送株問題。産経新聞はフジテレビを批判してしてライブドアを持ち上げるような記事は載せない。日本テレビがプロ野球について報じるのは、いつだって読売ジャイアンツが中心である。こうした状況で正しい情報を得るのは、簡単な事ではない。
インターネットについて考えると、その思いをより強くする。HPやBBSに怪しい情報が溢れている。Yahoo!に登録されていたり、サーチエンジンの上位に表示されるようなところでも間違いはある。確かな情報を得るのに、苦労する事が少なくない。

では、情報を選択するにあたってどういう事に気をつければいいのだろうか。気をつけるべき点は、3つあると思う。
1つ目は、情報をよく確認する事
文字情報であれば、書いてある事をただ追っていくのではなく、理解するよう努める事。ひっかかるところがあったら、調べた方がいい。何となくわかった気になってはいけない。探偵シャーロック・ホームズは、『ボヘミアの醜聞』事件でこう語っている。「いいかい、ワトソン君。見る事と観察する事とは、全く違うんだ」
2つ目は、複数の情報ソースをチェックする事。1つから得たものだけで判断するのは、ものによっては危険である。できれば複数の視点からの見解を知った方が、より深く考える事ができる。
3つ目。自分の信じていた情報が間違っているとわかったら、すぐに改める事。いわゆる「君子は豹変す」である。
だが、これが難しい。間違っていたという事実を突きつけられると、誰しも愉快にはなれない。時として、その情報を信じていた自分自身までもが、否定されたような気分になる。しかし状況に応じて素早く対処できるかどうかが、大きな分かれ目である。

「情報過多」と言われる、今の時代。多くのものを受信し、ささやかながらこのブログで発信する身として、自戒の念を込めてこの記事を書いた次第。情報の選択には、注意しなくてはいけない。
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■コメント
ハム
- 2005/04/21 6:18
それはほんと思いますね~9・11のときもCNNとBBCで同じニュースでも全然視点が違ったり、情報の流し方(どこまで伝えるかとか・・)が違ったりでびっくりしましたもんね。 NEWS も今じゃほんとかな?って思ってみてるくらいの方が良いのかも・・・とか、思ってしまう時ありますね。 ハム

★メディアの取り上げ方によって、随分と印象が違いますよね。派手に報じようと思えば、いくらでも出来ますし。頭から信じ込むのは危険でしょうね。

いっせい - 2005/04/21 9:50
社民党にしても 朝日にしても北朝鮮がらみで、謝罪してないよな。。。 がちゃぴんが3つ目に書いてることは大事だよ。俺も間違いがあれば、あとで訂正文のせるようにしてるしね。 でも殆どの日本国民がマスコミを信じ また無関心なのもあるかもね。例えば竹島問題でも、韓国が怒ってるって事しか伝えず 竹島の日本との関係 歴史 国際司法裁判所で争おうと政府は言っているのに韓国は応じない そういうことをきちっとニュースでも言うべきだとおもうけどね。。。 歴史教科書でも、これはどうのような史料から書かれた文章で、とか、日本が黙殺しているような風潮で報道する機関もあるし、、、、 まぁ~ 左でもない 右でもな 中論って言うのは一般的に卑怯でありありえないっていうらしいんだけど、それはどうなのか僕は分からないけど、まともな報道をして欲しいよね。。。。

★最も旬な例を挙げるとすれば、そうなるのかね。事実を判断する上では賛否両論を知る必要があるんだが、報道ではどうしても偏ってしまう。報道というか、人間は事実を伝えようとしても、自分の意見や感想を添えて言ってしまうものなんだろうね。また淡々とした内容だと、多くの人がつまらないと感じるかもしれないな。

探偵 - 2005/04/21 11:09
こんにちは。ちょっとまたスレ違いになってしまうけど、やりっぱなしの報道って多くないですか?騒ぐだけ騒いでおいて、事後報告は全く無し。 BSEの時に一番それを感じましたね。確かに全部のものに対して、いちいち報告するのは大変だろうけど、旬の情報を面白く伝えるのが目的ではなく、事実を正確に伝えるのが報道の本来の形だと思います。真実の報道であったとしても最後まで教えてくれないのは無責任だと思いますけどね。 先日も中途半端に個人情報保護法を報道したために勘違いしている方も多くいるようで、ウチの仕事もやりづらくなってしまい非常に憤りを感じています。マスコミ関係は対象外だから、自分たちにとっては他人事なんでしょうね。。。

★いや、別にスレ違いではないですよ。確かに報道に関して言えば、騒ぐだけ騒いで…というものが多いですね。後になって内容が合っていたか否かを報じる事って、まずないですし。今日発売の週刊文春で、東京文京区で起きた幼女殺害事件についての謝罪広告を載せています。しかし事件が起きたのは6年前。私はたまたま文春の見出しを覚えていましたが、多くの人は「そういえばそういう事もあったなぁ」という印象だと思います。「マスコミは常に最新のものを伝え、受け手がそれを求める」という図式に、社会が慣れすぎているのかもしれません。

Mayor_Ohta - 2005/04/21 11:19
ほんまに、何がホンマで何が嘘なのかさっぱり。インターネットで調べもんしててもみんな違うことゆってるからほんまに確かな情報あつめるんに困ります。クラスメートがめっちゃ確実な情報もって来たときとかどうやって調べてきたん?って真剣にきく。笑 みんな伝えたいように伝えてるもんねぇ~。 太田
→何度もですが・・・。勝手に私のブログリストに加えてもいいですか?(←ってか、勝手に加えた後でいうのもなんですが・・・。) 太田

★そうなんですよねー。ネットで情報を探していると、時間だけかかって欲しいものが手に入らない時があります。信頼できる情報サイトを確保できれば、少しはそのリスクを減らせるんですが…。リンクの件、了解です。ちょうどこちらからお願いしようと思ってました。よろしくお願いします!

- 2005/04/22 0:27
情報が多すぎて、間違った情報も正しい情報も私たちがそれを見極めて選択しなければいけないですね。でも、それだけ情報が溢れている社会にいることはある意味、ある見方によっては、幸せではないかと思います。 先日、あるサイトで、「中国ではCNNを見ることができない」と書いてありました。、自由に自分で情報を選択できない人たちもこの世の中にはたくさんいるのだと思いました・・・。 あれ?何だかトピックがずれてしまっているかもしれません・・・。

★情報を選択する事は難しいと思いますが、限られた情報しか知る事ができない状況に比べれば、よっぽどいいでしょうね。おっしゃる通り、そういう人の方が割合としてはずっと多いと思います。情報についてAさんの思った事を書いてくれればいいんで、トピックのずれ云々は気にされなくて大丈夫ですよ(^^)

Birigian - 2005/04/22 1:23
報道関係には本当に色々と疑問を感じてしまいます。視聴率取れそうだと思うものは何度もしつこくピックアップし、新しいネタが出て来たらすぐにそっちに移る。そんな状態で、本当に必要な情報と云うのが私達に提供されてるのだろうかと思う。必要な部分が抜け、不必要な部分が多いようにも感じられる。メディアに踊らされる人も多いのだから、色々な視点から見た上での客観的情報提供が欲しいなぁと思う今日この頃。

★報道については、「果たすべき使命」と「視聴率や発行部数」との狭間に揺れる存在なんでしょうね。どうしても目新しい情報や派手な内容の方が注目を集める分、掘り下げたものを伝えるのが難しい気はします。ただBirigianさんの言う通り、もっと色々な視点からの情報があればいいですよね。

Y氏 - 2005/04/22 3:33
情報の取捨選択というは、本当に難しいものですよね?何が正しくて、間違っているか・・・・・・・・・誤った情報は時に人を暴徒にもしますから・・・・中国の場合は歴史認識の違いや反日感情からなる教育の為なのでしょうが・・・誤った情報や歪められた事実からとんでもない凶器を生み出してことがあるのですよね・・・中国に限らず、日本も含めすべての国に当てはまることですが・・・・・・

★情報の間違いについて、個人の場合は勘違いや思想の偏りなどで済むかもしれません。ただそれが社会的規模の大きいもの…国だったり、宗教だったりすると、そうも言ってられなくなります。おっしゃる通り、これはどこの地域でも起こりうる事だと思います。

eryce - 2005/04/23 16:46
本当に…情報の選択が必要になりましたね。 メディアの大きさではなく…そのセンスの真価が問われるべき時代です。これだけの多メディア化の時代であるからコソその競争を真摯に受けとめて、そらなる進化が必要ですね。えいぞうや_としてはいろいろと考えさせられます。そしてひとりのメディアユーザーとして自らの選択眼を磨く必要もありますね。 日本のメディアが 目先の偏ったミタメの派手さだけではなく ソコにある真意、可能性…未来的な展望にいたるまで、情報の提供、分析、提案…ユーザーとの共存によって共に成長していく… それは…理想なのでしょうか!? アンディ・トーマス飛行士の3Bの答えそんなユーモアとゆとりを持った豊かな人になりたいですね

★メディアについては、人気を測る物差しがありますよね。TV局なら視聴率、新聞なら発行部数、ネットならページビュー。とても大切な要素ではあると思うのですが、それらだけで価値を判断するのは難しい気がします。eryceさんの書かれた事は現時点では理想かもしれません。しかしそこに近づけるよう、志を持って取り組んでいきたいですね。その努力は、メディアの発信・受信双方に求められる事でしょう。トーマス飛行士の返答はいいですよねー。私もかくありたいです。
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