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[C939]

お久しぶりです。
こんばんは、ガチャピンさん。

面白そうな本の紹介、ありがとうございます。
ガチャピンさんが紹介していて、
面白そうだなと興味を持って読んだ本は、
読んで良かったと思う本ばかりですので、
この本も、読んでみます!
  • 2007-04-18
  • 海人
  • URL
  • 編集

[C940] 海人さん

こんばんは。確かに久しぶりですね。

海人さんには書評の記事について時々コメントを
いただいていますね。紹介した本を読んでいただ
ける事を嬉しく思っています。読み終えたら、また
書き込んでやってください。

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森見登美彦【夜は短し歩けよ乙女】

あなたは人目のお客様です。

森見登美彦【夜は短し歩けよ乙女】 著者:もりみ とみひこ 出版社サイト
 単行本:301頁 価格:1575円
 出版社:角川書店 初版:2006年11月29日

    評価:95点

物語の舞台は京都市。京都大学一回生の黒髪の乙女と、彼女に恋する2コ上の先輩(私)。この2人を中心に、個性豊かな人物達が繰り広げる奇妙奇天烈な世界。4つの連作短編で構成されている。形としては恋愛小説。といっても片方が記憶喪失になったり、若年性アルツハイマーにかかったりしない。不治の病で亡くなった女の為にエアーズロックに行こうとする男もいない。恋愛小説を苦手としている人でも、抵抗なく読めるレベルである。

文章のリズムや言い回しに癖があり、最初は少し戸惑った。このように時代がかった表現を用いる作家は、今時少ないだろう。夏目漱石『吾輩は猫である』を、私は思い出した。他の小説や詩を元ネタにしている部分が随所に見られ、文学知識がある人間はニヤリとさせられる。たとえば、タイトルの「夜は短し歩けよ乙女」は、「命短し 恋せよ乙女」で始まる『ゴンドラの唄』をもじったもの。言葉の選び方にセンスを感じる。

アジカンのシングルCD『サイレン』のジャケット登場人物たちは皆変わっていて、そこに広がる世界は怪しく魅力的。現実でありえないことはわかっているが、だからこそ存在して欲しい空間。読者がイメージを膨らませるのに、装丁も貢献している。カバーイラストを見てピンときた方もいるだろうが、描いたのは中村祐介。ロックバンド「アジアン・カンフー・ジェネレーション」のジャケットでも知られる人物だ。彼の絵が、作品の雰囲気にとても合っている。

木屋町や先斗町(ぽんとちょう)、百万遍など実在する地名が多く登場する。京都市に縁のある人は、一層親しみやすいだろう(作者は京大OB)。かくいう私も学生時代を京都で過ごした1人。しかしながら大学所在地が京大とは全く逆方向にあり、作品の舞台となる地域は滅多に訪れなかった。その為、読んでいても「あそこらへんのことかな」としかわからないのが、少々残念であった。(それにしても、映像や小説に登場する京都というのは、実際の5割増しで素敵に感じるものだ)

ところで、トーハンが発表した2006年の年間ベストセラーランキングによると、単行本の文芸部門ベスト10のうち、4つをケータイ小説が占めている。読者の多くは女子中高生で、中には「本を1冊最後まで読んだ経験がない」人も含まれるという(J-CASTニュースより)。確かに一連の作品は平易な文章で書かれていて、表現はとてもわかりやすい。しかしそういったものに慣れていては、読解力は育つまい。【夜は短し歩けよ乙女】は、国語力のある人の方が楽しめる内容。これまで多くの小説を読んできた方にこそ、手にとってもらいたいと思う。 (読了日:2007年3月14日)

■レビューの書かれたブログ
 本を読む女。改訂版-「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦

この作品は、2007年の本屋大賞にノミネートされた。結果は455点で2位。475.5点を獲得した佐藤多佳子【一瞬の風になれ】には及ばなかった。残念な結果だ。確かに【一瞬の…】はよくできている作品とは思うが、個人的には【夜は短し…】を推す。本好きならこの意見に賛同する方は多いと思う。本屋大賞の受賞作品を見ると、いずれも「心温まる物語」が特徴。無難すぎて、どうも面白くない。「本屋=本のプロ」と言えるほど確かな眼力を持ち合わせているのか、私は疑問に感じている。 本屋大賞のHP 

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お久しぶりです。
こんばんは、ガチャピンさん。

面白そうな本の紹介、ありがとうございます。
ガチャピンさんが紹介していて、
面白そうだなと興味を持って読んだ本は、
読んで良かったと思う本ばかりですので、
この本も、読んでみます!
  • 2007-04-18
  • 海人
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[C940] 海人さん

こんばんは。確かに久しぶりですね。

海人さんには書評の記事について時々コメントを
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東京のIT系企業に勤める男。1977年生まれ。趣味は読書、スポーツ観戦、トレーニング、ブログ、映画鑑賞。

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