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藤沢周平【海坂藩大全】

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藤沢周平【海坂藩大全】上巻  うなさかはんたいぜん
  (上巻)
  単行本:474頁 出版社:文藝春秋
  価格:1600円 初版:2007年1月
  (下巻)
  単行本:395頁 出版社:文藝春秋
  価格:1600円 初版:2007年1月

   評価:80点

藤沢周平の作品に登場する東北の小藩・海坂藩。藤沢の故郷・山形県鶴岡市一帯をモデルとした、架空の藩である。この海坂藩を舞台とした藤沢作品は「海坂もの」と呼ばれる。全部で250を超える著作のうち、31作が海坂もの。割合としては、決して高くない。しかしながら、ファンに支持される作品が多いため、「藤沢周平=海坂もの」というイメージが成り立つ。まず、長編(連作短編含む)が9つ。
 ・用心棒四部作(「日月抄、「孤剣」、「刺客」、「凶刃」」) ・蝉しぐれ ・秘太刀馬の骨
 ・隠し剣孤影抄 ・隠し剣秋風抄 ・三屋清左衛門残日録
そして短編が22。この【海坂藩大全】上下巻は、その短編22のうち21(※)を収録したものである。 ※『たそがれ清兵衛』は連作短編の色が濃い、という理由で外れた。

藤沢周平といえば、以前【隠し剣 鬼の爪】【たそがれ清兵衛】【蝉しぐれ】という3本の映画を観たのだが、著作を読むのはこれが初めて。海坂藩といっても話によって時期が異なるため、それぞれ印象も変わってくる。主人公は下級武士が多かったが、女性や奉公人、幕府の隠密という話もあった。

味わい深い文章で、情景描写が秀逸。読後に何とも言えない余韻が残る。藩の身分制はよくわからなかったが、楽しむことができた。読んでいるとしょっちゅう藩をゆるがす一大事が起こるし、切腹や果し合いが珍しくない。しかしそれはお話の中の世界であり、実際の幕藩体制では平和な地域も多かったようだ。ドラマを生み出すためには、イベントが必要なのだ。 (読了日:2007年2月28日)

短編のために、気軽に読める。私が気に入ったのは以下の作品たち。
 ■上巻(10篇)
  ・相模守は無害 ・潮田伝五郎置文 ・小川の辺 ・小鶴
 ■下巻 (11篇)
  ・梅薫る ・泣く母 ・切腹 ・花のあと ・鷦鷯(みそさざい)

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