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[C889]

グレイト・ギャッツビー・・・村上春樹のファンなら誰もが知っている本ですね。^^ 実際にノルウェイの森で主人公が一番好きな小説として紹介していましたし・・自分もガチャピンさんと同じく大貫氏の役のを何年か前に読んだのですが、まぁイイ作品だな・・・くらいの印象でした。^^;
しかし、その後村上春樹の世界にハマリ、そして自分が徐々に30代に近づく今読むとまた違うかも知れませんね。今度読んでみます。^^ 
時期によって感想が変わるといえば、ヘッセの「車輪の下」もいいですよ☆ 例によってノルウェイの森の中で、主人公が読むシーンがありますが、真似てみたら確かに良かったです。笑
  • 2007-03-09
  • Ray
  • URL
  • 編集

[C890] Rayさん

『ノルウェイの森』で紹介されていた、という話は聞きますね。ただ、自分が昔読んだ時にそれに気づいたか、ハッキリとは覚えていません。ただ、この翻訳を読むと村上春樹が受けた影響の大きさを感じます。初期の作品である『風の歌を聴け』や『1973年のピンボール』を思い出しました。

ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』は、14歳の時に読みました。その時の印象がとても良かったので、再び手に取ることにためらいがありますね。映画もそうですが、改めて鑑賞すると「思ったほど良くないな」ということがありますから…。

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F・スコット・フィッツジェラルド【グレート・ギャツビー】

あなたは人目のお客様です。

村上春樹訳【グレート・ギャツビー】  Francis Scott Fitzgerald
   フランシス・スコット・フィッツジェラルド
  The Great Gatsby
   ザ・グレート・ギャツビー
  村上春樹訳

  単行本:366頁 出版社:中央公論社
  価格:861円 初版:2006年11月

   評価:80点

「グレート・ギャツビー」という本を知ったのは、確か14歳くらいの時だったと思う。何かの本を読んでいて、「絶対に読んでおくべき1冊」と紹介されていた。また、通っていた中学校では夏休み前に「角川文庫の名作100」とか「新潮文庫の100冊」といった小冊子が配られていて、そのどちらにも記されていてた。私にとって、それらが読むきっかけとなった。
最初に手にとったのは新潮文庫の【グレート・ギャツビー】。しかしこれはひどく読みにくく、途中でやめてしまった。野崎孝の訳が1957年と古かったのも一因だろう。続いて、角川文庫の【華麗なるギャツビー】。大貫三郎が1989年に訳したもので、こちらは最後まで読む事ができた。しかし読んだということ以外、私の中に特別な印象は何も残さなかった。

それから15年経ち、村上春樹が新たに翻訳を出した。彼にとってこの作品は、「人生で最も大きな影響を受けた3冊」のうちの1つだという {他の2つはドストエフスキー【カラマーゾフの兄弟】とレイモンド・チャンドラー【ロング・グッドバイ(邦題:長いお別れ)】} かねてより「60歳になったらグレート・ギャツビーの翻訳に挑戦しよう」と考えていたそうだが、「翻訳するだけの力量がついた」という自負から、前倒して56歳での出版となった。
村上の翻訳は過去にレイモンド・カーヴァーの作品を読んでいて、なかなか良かった記憶がある。また、先日はサリンジャー【キャッチャー・イン・ザ・ライ】に接したばかりだ。今作はどうだろう。

【グレート・ギャツビー】の舞台は1920年代のアメリカ。主人公はニューヨーク近くに引っ越してきた青年ニックで、彼が交流した人々(特に謎の富豪ギャツビー)とのひと夏の思い出について記されている。当時は第1次世界大戦が終結して間もない頃。アメリカは世界をリードする存在となり、国は大きく成長していた。かつての宗主国であるイギリスとの立場は逆転し、金のある者は欧州へ出かけて遊ぶようになった。経済的に繁栄しつつ、退廃的な風潮も広がる社会。…ふむふむ、これらがロスト・ジェネレーションへと結びつくのか。社会の雰囲気は第2次大戦後の【キャッチャー・イン・ザ・ライ】に通じるものがある。

村上の訳はしっくりくる。もともと彼の作風が、フィッツジェラルドの影響を受けているせいもあるだろう。それでも80年前の社会を古臭く感じさせないあたりは、彼の手腕だと思う。作品の中で惹かれるのは、ニックの言動。彼のギャツビーを見る目線や自身が選択する行動について、共感を抱くのだ。もっとも、昔読んだ時はそういう事を意識しなかった。
読み方が変わった理由は、登場人物と年齢が近くなったせいかもしれない。ニックは作品の途中で30歳になる。ギャツビーは恐らく30代前半。そして私が29歳。また、作品執筆時のフィッツジェラルドは28歳だった。数字の上では、ほぼ同世代である。この年になってわかるようになった事も、あるような気がする。改めてこの作品を読んでみて良かった。 (読了日:2007年1月3日)

「僕は30歳になった」と僕は言った。「自分に嘘をついてそれを名誉と考えるには、5歳ばかり年を取りすぎている」

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[C889]

グレイト・ギャッツビー・・・村上春樹のファンなら誰もが知っている本ですね。^^ 実際にノルウェイの森で主人公が一番好きな小説として紹介していましたし・・自分もガチャピンさんと同じく大貫氏の役のを何年か前に読んだのですが、まぁイイ作品だな・・・くらいの印象でした。^^;
しかし、その後村上春樹の世界にハマリ、そして自分が徐々に30代に近づく今読むとまた違うかも知れませんね。今度読んでみます。^^ 
時期によって感想が変わるといえば、ヘッセの「車輪の下」もいいですよ☆ 例によってノルウェイの森の中で、主人公が読むシーンがありますが、真似てみたら確かに良かったです。笑
  • 2007-03-09
  • Ray
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  • 編集

[C890] Rayさん

『ノルウェイの森』で紹介されていた、という話は聞きますね。ただ、自分が昔読んだ時にそれに気づいたか、ハッキリとは覚えていません。ただ、この翻訳を読むと村上春樹が受けた影響の大きさを感じます。初期の作品である『風の歌を聴け』や『1973年のピンボール』を思い出しました。

ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』は、14歳の時に読みました。その時の印象がとても良かったので、再び手に取ることにためらいがありますね。映画もそうですが、改めて鑑賞すると「思ったほど良くないな」ということがありますから…。

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