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プロ野球からメジャーへ行く方法

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2004年から止む気配を見せない、プロ野球騒動。ようやく岩隈問題が解決したと思ったら、「メジャー(MLB)に行かせて欲しい」という選手が次々と現れている。中にはファンから激しい非難を浴びせられている選手もいる。ニュースなどで盛んに耳にするポスティングとは何なのか。それには、一体どんな問題があるのか。その実態を検証していきたい。
そもそも日本プロ野球からMLBに移籍する方法は、全部で3つある。

[1] フリーエージェント(FA)権を取得・行使する

日本のプロ野球に入団してある条件を満たすと、FA権を取得できる制度(1993年制定、2003年改訂)。FA権があると、国外の球団に関しては移籍金が要らなくなる。その条件とは出場選手(1軍)登録150日以上を9シーズン過ごす事。{1年間ずっと出場選手登録されると、通算200日弱。150日に満たない場合は、その日数を翌年に繰り越しとなる。またFA権を行使した後、再び取得できるのは4年後。その他詳しい事はこちら。}

◆FA制度を使ってMLBに移籍した選手:(2005/1/31現在。以下のデータも同様)
新庄剛志(2001年度 阪神タイガース→ニューヨーク・メッツ)
松井秀喜(2003年度 読売ジャイアンツ→ニューヨーク・ヤンキース)
藪恵壹(2005年度 阪神タイガース→オークランド・アスレチックス)
など、計10名。

×FA制度の問題点
FA権を取れば、MLBへの移籍に何ら問題はない。現状では最も円満な方法である。しかし、FA権の取得期間に関して、球団側と選手の意見は完全に分かれる。球団側としては、FA権利を得られるまでの期間は長い方がいい。選手は高い金(契約金+裏金)を使って獲得し、時間をかけて育てている。そう簡単に出て行かれては困る。一方の選手側から見れば、期間が長すぎる。高卒の選手が最短でFA権取得しても27歳、大卒の場合だと31歳。そしてFA権取得の平均年齢は、30歳を超えている。しかし、選手の平均寿命は29~31歳。プロ選手生活のほぼ全てを費やしても取得できるかどうか、が実情である。選手会の詳しい意見はこちら。 実際にFA権を行使してMLBに移籍した選手は10人。が、そのうち20代で移ったのは新庄剛志、松井秀喜、松井稼頭央の3人だけである。年数設定について議論は必要だが、今後短縮される事が予想される。

[2] 自由契約になる

球団が選手の契約を無条件に解除した状態。所有権は選手自身にある。国内外どこの球団にも行けて、もちろん移籍金も不要。MLBを目指すプロ野球選手にとっては、理想的な条件。

◆自由契約でMLBに移籍した選手:
木田優夫(2002年度 オリックスブルーウェ-ブ→シカゴ・カブス)
大家友和(1999年度 横浜ベイスターズ→モントリオール・エクスポズ)
井口資仁(2005年度 福岡ダイエーホークス→シカゴ・ホワイトソックス)
デニー友利(2005年度 横浜ベイスターズ→ボストン・レッドソックス)
など、計6名。

×自由契約の問題点
球団が戦力として考えている選手の契約を解除する事は、基本的にまずない(例外として、元ダイエーホークスの井口資仁)。契約解除=戦力外通告=クビ、となっているケースがほとんど。自由契約になった選手は引退したり、他の球団の入団テストを受けたりする。MLBもその選択肢の1つで、かなりの選手が挑戦している。横浜ベイスターズを自由契約になったデニーもその1人。しかし、MLB球団との契約にまで至らないケースの方が多い。国内球団から相手にされないレベルでは、正直難しいと言える。

[3] ポスティング制度を利用する

最後に登場するのが、ポスティング制度である。しかしその説明をする前に、まずこの制度が誕生するきっかけを説明しなくてはならない。

◇任意引退とは
以前使われていた移籍の方法である。具体的には「選手自らが契約の更新を拒否(もしくは契約解除)を望み、現役を引退する。この時選手の所有権は所属していた球団にあり、現役復帰した場合は元の球団に復帰しなくてはならない。ただし、球団の了解があれば、他球団への移籍が可能」…というものだった。これだけではわかりにくいので、例を挙げて説明しよう。

ある選手が「野球は続けたいけど、この(国内)球団ではやりたくない」と言ったとしよう。この場合、球団はまず選手を説得する。ダメな場合は他球団へのトレードを考える。しかし選手が「いや、自分は日本じゃなくてMLBでやりたい」と言った場合、どうすればいいか。実は、1998年までその方法がなかったのである。仕方なく、球団は選手に任意引退させる事にする。そうすれば他の国内球団に勝手に行かれる心配はない。移籍先がMLB球団だと確認してから、(形の上で)現役復帰を初めて了解すればいい。…と、いうわけである。自由契約と区別がつかない人はこちら

◆任意引退でMLBに移籍した選手:
野茂英雄(1995年度 近鉄バファローズ→ロサンゼルス・ドジャース)
伊良部秀輝(1997年度 千葉ロッテマリーンズ→ニューヨーク・ヤンキース)
長谷川慈利(1997年度 オリックス・ブルーウエーブ→アナハイム・エンゼルス)
など、計4名。

×任意引退が廃止された理由
まず球団にとっては何のメリットもない。選手には勝手に出て行かれるし、金は一銭も入らない。また、選手にとってもデメリットが大きい。長谷川は球団と事を荒立てずに任意引退できたが、野茂と伊良部は揉めに揉めた。マスコミからも散々叩かれる為に、イメージダウンは免れない。そして1998年12月15日に日米選手協定が交わされ、任意引退に代わる方法が定められた。それがポスティング制度である。

◇ポスティング制度とは
プロ野球選手がMLB球団への移籍を希望した時、所属球団はこの制度の利用を申請できる。特徴は「選手獲得を希望する球団を募り、集まった中で移籍金額の入札を行う。そして、最高金額を提示した球団に獲得交渉権を与える」というもの。マスコミでは『ポスティングシステム(入札制度)』と表記する事が多いが、ポスティングとは「公示する」事であり、入札ではない。

◆ポスティングでMLBに移籍した選手:
イチロー(2001年度 オリックスブルーウェーブ→シアトル・マリナーズ 約14億円)
石井一久(2002年度 ヤクルトスワローズ→ロサンゼルス・ドジャース 約15.3億円)
大塚昌則(2004年度 中日ドラゴンズ→サンディエゴ・パドレス 約3200万円)
中村紀洋(2005年度 オリックスバファローズ→ロサンゼルス・ドジャース ?万円)
以上、4名。

×ポスティング制度の問題点
前述した任意引退を踏まえて作ったのなら、問題は少なそうである。しかし、実際は山積している。
球団側:ポスティング制度を利用できる条件が「FA権を取得していない選手」だけの為、選手がポスティングを要求したた時の対応に困っている。「優勝してから」「チームに貢献してから」という言葉は、単に心情に訴えているだけで実際は何の拘束力も無い。
選手側:たとえ入札があったとしても球団にそれを拒否する権利があり、移籍が成立しない場合がある。交渉できるのは一球団だけで、選択の余地がない。選手会は原則としてポスティング制度には反対。
MLB側:2002年以降、年俸総額が一定金額を超える球団には課徴金(通称ぜいたく税)が、かけられるようになった。それに伴い、人件費削減が各球団で進められている。従って、ポスティングにはお金を使いたくない。{大塚の入札金額が安かった一因と言われている}。  ポスティング問題の詳しいページはこちら
現状において確実に言える事。それは「選手が希望しても球団が了解しなければ、ポスティング制度は利用できない。なぜならポスティングは制度であり、選手の権利ではないから」。FA権同様、この件についても議論される必要があるのだ。
参考資料:プロ野球からMLBに挑戦した日本人選手一覧(2004/2)

■コメント
Alice
- 2005/01/25 12:43
ちょっと難しぃ内容に時々『ん?』と思いながらも、読ませて頂きました。ポスティング制度は、最近よく耳にするよぅになりましたね。でも、《権利ではなく制度》で、球団に決定権があるとは…初耳です。実際、【プロ野球問題】としてテレビで連日取り上げられていた問題以外にもこぅいった制度1つ1つにやはり選手側と球団側では、ずいぶんと考え方に温度差がありますね。

★おぉ、この長い記事を読んでいただけましたか。ありがとうございます。内容がわかりにくかったらすみません。色々細かい事が絡んでいるものでして…。私自身、調べてみて初めてわかった事も多いです。

いっせい - 2005/01/28 12:04
俺は、ポスティング反対なんだよなFAで国外移籍の場合 出す球団に保証がないので、FA取得1年前にポスティングってのもあるけどね 今回上原は年俸が安すぎるって問題もあった、確かに 巨人の前田クラスが1億円で 上原が3億数千万は安いだろう。 あ 選手の件は次回だったか・・・ その時に俺の意見書くよ

★コメントありがとう。ポスティング制度は近いうちに消えていくんじゃないかな。選手の年俸については、適正価格をどこらへんと考えるかにもよるだろうね。

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