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[C293]

そうなんですかぁ~
村上さんがそそのかしたんだぁ~・・・
へ~・・・
子供たちのように尊敬する人物に名前をあげることはありませんが、
村上さん、嫌いじゃなかったんだけどなぁ~。
何を根拠に嫌いじゃないんだ??
と言われると困るんですけどwww
堀江さんも三木谷さんも手玉に取るとは、
ホント、たいしたタマ・・・ どころじゃありませんね^^;
  • 2006-04-24
  • 麻咲子
  • URL
  • 編集

[C295] 麻咲子さん

村上の能力は非常に高いですし、キャリアの上でも冷徹さに
おいても、三木谷や堀江をはるかに凌駕しています。その点に
魅力を感じる人もいるでしょう。TVに出演した時は愛想良く喋っ
ていますし、ギョロ目は印象に残ります。

ただ人間として好きになれない、というのがこの本を読んだ印
象ですね。まあ、男と女で見方が違うという事もあるかもしれ
ません。

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大鹿靖明【ヒルズ黙示録-検証・ライブドア】

あなたは人目のお客様です。

大鹿靖明【ヒルズ黙示録-検証・ライブドア】 出版社:朝日新聞社  初版:2006年4月

 頁数:346p  価格:1575円

 評価:75点

人間の関心は変わりやすいものだ。東京地検がライブドアの家宅捜索を行ったのは1/16。約3ヶ月経った今、どれだけの人が注目しているだろうか。私も一頃に比べれば興味は失ったが、ライブドア・ショックという記事を書いた事もあり、本書を手に取った。著者は週刊誌AERA(アエラ)の記者である。この本では以下のような内容に触れている。{目次がわかりにくいので、私なりに見出しをつけた}


  1. ライブドア強制捜査前後の記録
  2. フジサンケイグループと鹿内一族との確執
  3. 村上ファンド(M&Aコンサルティング)の誕生とその手法
  4. ライブドアのニッポン放送株取得の経緯と、フジテレビとの攻防
  5. ホリエモンが選挙に出た理由
  6. 村上ファンド、阪神電鉄株買収の話
  7. 楽天がTBS株買収に乗り出した経緯
  8. ライブドアの錬金術の仕組み

サブタイトルで「検証・ライブドア」となっているが、決してライブドアだけを扱ったわけではない。六本木ヒルズにオフィスがあるITや金融企業、そしてマスメディアを交えたやり取りが記されている。内容からは現場取材を行ってきた人間ならではの視点がうかがえる。新聞などでは(同業のよしみか)好意的に報道される事の多かったフジテレビやTBSに関しても、内包する問題について詳しく書かれている。

しかしながら1冊の本として見ると統一性に欠ける。各論でポイントを明らかにし、それを結びつける配慮があってもよかったろう。題名に使われた黙示録(もくしろく)とはこういう意味だが、この本につけるには少し大げさか。取り上げた企業や人間の未来について、しっかりと論じられているわけではない。時間的な制約があったのだろうが、まとめの部分が短すぎる。著者はもっと言いたい事があったのではないか。

読んでみて「全く油断のならない人物だな」と感じたのは、村上世彰。ライブドアがニッポン放送株取得に乗り出したのは、彼が堀江貴文に対し「一緒に50%以上の株を取得しよう。そうすればフジテレビを手に入れられる」と持ちかけた為だった。しかし、その言葉を信じてライブドアが株を買うと値が吊り上った為に、村上はすぐに株を売却した。「お客から預かった金をうまく運用するのが自分の仕事だから」と彼は語ったそうだが、このやり方はフェアではない。楽天の三木谷浩史がTBS株取得を決断したのも、村上にそそのかされたからだった。金を預ける人間としてはいいかもしれないが、こういう人間と共に仕事に取り組んだり、友人になりたいとは思えない。近頃では親が小学生に株をやらせる家庭が増えていて、子供は憧れの人物として村上の名を挙げるという。しかし、憧れるべき人物ではないだろう。他には持田昌典(ゴールドマン・サックス証券日本法人社長)が気になった。彼に関する記述は多くないが、相当の切れ者らしい。

■ライブドアについて

ライブドアはその前身であるオン・ザ・エッヂ時代は格安料金でホームページ制作を行っていて、評判も良かった。小室哲哉やglobeといった当時人気を博していたミュージシャンのサイトを手がけたのも同社である。堀江も有能な技術者であった。しかしITバブルが弾けるとHP制作で利益を上げるのが難しくなり、業務の中心が金融業へと移っていく。特にマザーズに上場してからは3ヶ月ごとに決算報告をする必要があった為、「株価を下げない為にどうするか」が至上命題となった。ライブドアには堀江と宮内亮治という2人のトップがいたが、2004年の近鉄バファローズ買収騒動以降は実質的に宮内が仕切っていた。堀江は会社の名前を売る為の存在。彼の行動が「売名行為」という指摘は正しかったのである。

堀江が自分についてかなり勘違いをしていた事は確からしい。マスコミから注目される事に喜びを見出した彼は、次第に本業への熱意を失っていく。総選挙では本気で当選する気だったし、代議士になった場合は総理大事になる事を真面目に考えていた。業務に関する提案に耳を貸さず、海のものとも山のものともつかない宇宙旅行事業に夢中になった。強制捜査後に善後策を練る為の会議を行った際、「(恋人であった吉川)ひなのちゃんに迷惑をかけちゃうなぁ」と洩らし、周囲の人間を呆れさせている。広報として彼の近くにいた乙部綾子によれば、彼は「自分の事しか愛せない人間」だという。逮捕後も彼だけ罪を認めないのは、自分自身を否定する展開を受け入れられないのかもしれない。活動を見る限り宮内や熊谷史人はかなり有能な人物なので、社会復帰後に再び活躍できる事を願う。

バッシングをライブドアに浴びせた人は多いが、それも度を過ぎると考えものだ。たとえばマスコミはついこの間まで、堀江を時代の寵児として称えていた。事件後は一転、他のIT企業社長にまでも疑惑の視線を投げかけている。その変わり身の早さには節操がない。また経団連はライブドアをはっきりと支持していたし、自民党は「規制緩和の象徴」として堀江を選挙に担ぎ出そうとしていた(当選した場合、堀江は自民党入りするつもりだった)。経団連の奥田碩(ひろし)会長は自分達の非を素直に認めた。しかし、応援演説をした自民党の武部勤竹中平蔵は批判から逃げ回った。そこに潔さは微塵も感じられない。

ライブドアの組織について「梁山泊のようだった」と指摘する人もいる。堀江が東大中退、宮内は高卒と学歴エリートから外れた人間達のハングリー精神。また、一流企業に就職したものの年長者に抑えつけられる事に不満を持ち、20~30代半ばのうちに転職してきた腕に覚えのある人々。彼らが共に力を発揮するには「結果を出せば何をしてもいい」という職場が最適だったのかもしれない。結果的に「時代のあだ花」として終わったわけだが、この時代を象徴するものとして記憶に留めておくべきだろう。

■ITとテレビの融合について

しばしば聞く言葉ではあるが、うまくいっている例は滅多に聞かない。例えばアメリカではAOLとタイム・ワーナーの合併もうまくいかなった(詳しくはこちら)。
日本では「ITがテレビに提携を申し込むが、テレビはそれに対し消極的」…というのが、よくあるパターン。ここでいうITとはポータルサイトを抱える会社が多く、彼らには「サイトのPV(ページビュー)を増やしたい」という目的がある。しかしそれは、テレビ側にとってはあまりメリットがないように映る。ただ、「IT側の企画力が低い」と決めつけるのは考えものだ。

例えば楽天はTBSに対し、「ドラマで出演者が着た衣装を楽天のネットオークションで販売する」という提案をした。それに対するTBSの回答は「価格が高騰したら、落札したがる女子高生が売春してお金を捻出するかもしれない。そういう事態が起きたらまずい」というものだった。誰が言ったか知らないが、とても頭が悪い。そういう心配があるのなら、「購入者に年齢制限をつける」とか、「支払いはクレジットカードのみにする」とか設定は可能だろう。そもそもTV局がそこまで考えるべきなのだろうか。それ以前に、人気ドラマを作れるかどうかを気にした方がいいのではないか。{現在のところTBSの視聴率はキー局の中でテレビ東京に次いで低い}

テレビ局としては「一社独占ではなくコンテンツによって色々な企業と契約したい」という思惑があるようだ。ただ、自ら積極的に取り組む姿勢はあまり見られない。今後については「ITとテレビ双方に詳しい人」がどれだけ育つかが、融合化のポイントとなるだろう。USENが運営するインターネットテレビGyaO(ギャオ)にしても赤字であり、利益を上げるには至っていない。今後どうなるのか、そちらも注目である。

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そうなんですかぁ~
村上さんがそそのかしたんだぁ~・・・
へ~・・・
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村上さん、嫌いじゃなかったんだけどなぁ~。
何を根拠に嫌いじゃないんだ??
と言われると困るんですけどwww
堀江さんも三木谷さんも手玉に取るとは、
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  • 2006-04-24
  • 麻咲子
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村上の能力は非常に高いですし、キャリアの上でも冷徹さに
おいても、三木谷や堀江をはるかに凌駕しています。その点に
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