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アンカレッジの思い出

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近年のお笑いブームで有名になった芸人、劇団ひとり。 彼は時々自分の生い立ちについてテレビで話すのだが、その時「父親はパイロットで、母親はスチュワーデス。小さい頃はアンカレッジに住んでいた」という事によく触れる。{彼が話すアンカレッジのエピソード ・キングサーモンを釣った ・学校帰りにムース(世界最大の鹿の種類)に追いかけられた ・3mを超える熊と遭遇した ・動物対策の為に、家には銃が置いてあった}

アンカレッジはアメリカ・アラスカ州にある都市で、日本とは馴染みが深い。なぜなら、かつて日本からヨーロッパへ飛行機で行く時は、このアンカレッジを経由して北極圏を抜ける事が多かったからだ。欧州に行くのに、なぜ遠回りとなるアラスカなのか。それはソ連の領空を通過する事が出来なかった為である。もし許可なく領空に入ると、大韓航空機撃墜事件のように撃ち落される危険性が高かった。ソ連が崩壊したのが1991年。それまでは、アンカレッジが重要な中継ポイントだった。

1989年に私がアンカレッジを訪れたのも、上記のような理由だった。イギリスへ短期留学に向かう途中で、10代前半の日本人20人が一緒だった。トランジットの為に1時間半だけの滞在。その間男子6人で空港内をぶらつく。売店に立っているのは日本人のおばちゃんだったり、そば屋が営業していたり。空港とはいえ、あまり外国を感じさせない風景だった(せいぜい白クマの標本くらい)。それも30分ほどで飽きたので、我々は飛行機を眺めてボーッと過ごした。

ソファーに座っていると、同い年の正吾(しょうご)が私の背後からちょっかいを出してきた。彼はいたずら好きで、最初のうちは私も「おいおい、やめろよ~」とあしらった。が、あまりにもしつこいので「いい加減にしろよ!」と手で振り払ったところ、彼の鼻にクリーンヒット。次の瞬間、鼻血が吹き出ていた。

その勢いの良さに、皆ビックリ。彼は手で鼻を押さえるが、血はボタボタ落ちてくる。上を向かせてみても変わらず。困った。どうしよう。添乗員を探すが、近くに見当たらない。何とかしなければ。とりあえず正吾を近くのソファーに連れて行って、横にさせる。鼻にティッシュを詰めて血を止めようとするが、なかなかうまくいかない。何枚もティッシュを取り替える。しばらくして、ようやく出血はおさまった。貧血を起こしたのか、正吾はぐったりしている。スポーツドリンクを買ってきて飲ませたら、少し落ち着いてきた。とりあえず一安心。私も正吾に謝った。

問題は、血で赤黒く変色したカーペットである。これは結構目立つ。空港警備員に見つかると、ちと厄介だ。英語でどう説明したらいいのかわからない。我々は相談した結果、ソファーを上に載せて隠す事にした。周りの様子を気にしながら、数人で運んでくる。元々置いてあった場所からさほど離れてはいないし、これでしばらくは気づかれまい。見つかる前に国外へおさらばだ。…こうして我々はアンカレッジを後にした。ただ、添乗員には気づかれた。正吾のシャツが紅く染まっていたから、それは仕方ない。

テレビで劇団ひとりを見ると、その時の事を思い出す。「劇団ひとり」の本名が「川島省吾」と知り、「名前の音はアイツと一緒なんだな」と感じたり。これもある種の縁、なのかもしれない。

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■コメント
Takahara_Mikako 2005/01/11 21:35
なんか話題がすごく食つきがいのあるものばかりなんですが・・・。劇団ひとりも好きなんですワタクシ。

★劇団ひとりは、ネタの当たり外れがものすごく大きい芸人だと思います。いずれにせよ、彼にしか出来ないネタをやりますね。「食つきがいのある」と言われて光栄です(^^;) また覗いてみてください。

ポニャ 2005/01/11 23:36
 いつもコメント、ありがとです~☆ また寄ってみてくださいね! ショウゴ、超面白い!・・・ってゆーかソファを乗せて隠そうとするなんて面白すぎです!!思わず吹き出しちゃいました☆ しかし、10代前半で海外へ行くなんてステキですね。あたしはアジア地域とオーストラリアへは行ったことがありますがアメリカは行ったことがありません。いつか絶対いってみたいなぁ~♪ えっと・・・ポニャは小さい頃から親の仕事について海外へ行くことが多かったのです。アジアでは韓国、香港、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアへ何度か行きましたよ~♪ 7歳のときにたった一人でシンガポールの駅に置き去りにされ、夜汽車でマレーシアへの国境を渡った経験がございます。犬のぬいぐるみと手提げ袋一つを大切そうに抱えてチョコンと座席に座っている寂しそうなあたしの姿が気になったのか途中で見知らぬおば様から豆乳をご馳走になったことを覚えています。言語も片言しか分からなかったし・・・正直、死ぬかと思いました!

★10代前半で海外に行った事は、後から振り返ると大きな経験だったと思います。ポニャさんは随分色々な国に行かれてますね。シンガポールでの駅で置き去りになったとは…さぞかし、心細かった事と思います。そういう経験って一生忘れないでしょうね。

yamato5314 2005/01/12 2:29
こんばんは^^劇団一人ですかぁ~・・・自分はお笑いが好きなんですが、劇団一人って、あのキャラクター好きじゃないのに何か目が離せない不思議な魅力があるんだよなぁ・・・ 結局は、そうやってどんな形にしろ人の記憶に残ることで売れていくんですね^^; そして同名の正吾さん・・・旅先ではトラブルが付き物ですが鼻血はあせりますね^^;今となっては笑い話だとは思いますが、きっと、その瞬間はあせったことでしょう・・・ でも、失礼ですが客観的に言わせてもらえば、ちょっと笑えてしまう話ですよね^^;正吾さん、自業自得・・・^^;

★おっしゃる通り、その場にいた時は焦りましたねー。「おぉ、血が出てるぞ !」「マジかよ、ヤバくねぇ!?」と、現場は小パニックに陥ってました。大怪我ではなかったのが、不幸中の幸いです。

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