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ライブドアショック

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1/16(火)から東京地検特捜部が行っている、ライブドアの強制捜査。それ以降流れているニュースを、興味深く見ている。この手のことには疎いので、ポイントである株式交換による企業買収及び株の分割による株価のつり上げについて勉強した。うまくできているものだ。いわゆるライブドアの錬金術と呼ばれる手法の根幹。今日の錬金術師といえば、ハガネかホリエか。

…などと書くと、「なんだこいつはホリエモンの崇拝者か」と思われるかもしれないが、そうではない。違法ではない1つ1つの行為を組み合わせたやり方は、巧みと言ってもいいだろう。今回焦点となっている投資事業組合についても、グレーな部分を利用している。汚い、あこぎといった表現はできるだろう。合法というよりは脱法行為である。そして大手証券幹部からは「ルール上そういったやり方が出来る事は皆が知っていた。ただ、業界にモラルがあったので誰もやろうとしなかった」という言葉も聞かれる。しかし、そういう意見には説得力を感じない。ルールに問題があるのなら、まずそれを改正して抑止力を持たせるべきではないか。ライブドアが強制捜査された事で「目障りな奴が潰された」と喜んでいるだけなら、学習能力に乏しいと言わざるをえない。

それは各方面の人間・団体についても同様である。昨年12月にライブドアが加入した経団連の奥田会長は「時期が早すぎた」と語り、退会を検討する方針。また、東京証券取引所の西室社長は「疑惑がはっきりした段階で、今後の事を考えたい」と、上場廃止を示唆。そして、昨年からライブドアの大株主となっていたフジテレビの日枝会長は「ゆゆしき問題」と語り、連携解消を模索しようとしている。ようするに、どこも手を切りたがっている。無理もないが、自分達の落ち度を考える事を忘れてはいけない。

気になるのは東京証券取引所。1日の約定件数は450万が限界なのだが、18(水)にはその数を超えそうになった為に、通常より20分早い14時40分に売買を全面停止。19(木)も約定件数が400万に達し、関係者をヒヤリとさせた。システムの都合で取り引きが停止される事は通常あってはならない事なので、海外のマーケットやメディアからは酷評されている。確かに、東証には落ち度がある。昨年11/1(火)にはシステムの入れ替えがうまくいかずにダウンし、3時間利用不可能になった。責任を取って社長は辞任したが、見込みが甘いのは相変わらずである。
とはいえ、同情できる部分もある。東証は約定件数のキャパシティを増やすよう、努力はしていた。しかしその数字が個人株主の増加に追いつかないのである。昨年あたりから急激に増えているが、その原因にマスコミの煽りがある事は間違いない。先日あるテレビ番組を観ていたら「父親から10万円を渡されて株取り引きを行う小学生」が紹介されていた。株をやらせる意図として、親は「経済の事に関心を持ち、勉強をしてくれれば」と語っていたが、尊敬する人物として「(村上ファンドで知られる)村上世顕。ああいう風になりたい」と話す少年の将来が気になった。ともあれ、子供でも株をやる時代なのである。またジェイコム株のように一攫千金を掴む話を聞けば、「いっちょやってみるか」と考える人が増えるのも自然な事だろう。しかし、得をすれば損をするのも株である。

ネットを眺めていると東京地検は正義で、ライブドアは悪(もしくはその逆)といった意見を目にする。しかし単純にそう割り切っていいものか。
東京地検は1年間かけて調査をしてきたらしいので、今回の強制捜査は満を持しての行動と見る。粉飾決算が見つかった事などは想定の範囲内だろう。しかしその一方、イギリスのフィナンシャル・タイムズ(アジア版)が書いているように「企業の主流派(エスタブリッシュメント)が、これまでの厚かましいまでの行動で頭痛の種となっていたライブドアと堀江貴文社長に対して、報復を加えている」という見方もできる。{英米メディアが堀江氏を支持する理由は「日本に対しより自由で開放的な金融市場を求めている」からであり、堀江氏のように刺激的な人間を失いたくないだけかもしれないが}
また東京地検とて自らの意思だけで動く組織ではない。17(水)はもともとマンション耐震偽装問題でヒューザー小嶋氏の証人喚問が行われる予定で、その内容によっては窮地に立たされる議員が与党にいた。そうなると困るので、国民の目を逸らす為に前夜に強制捜査を行ったという説がある。他にも連続幼女誘拐殺人を犯した宮崎勤の最高裁判決が下り、阪神大震災から11年を迎えるなど、予め幾つかのニュースが報道される予定だった。わざわざその前日に地検が動いたのはなぜだったのだろう。……このように色々な思惑が見える以上、今回の事件について早急に判断すべきではないと感じる。

それにしても、ホリエモンのブログlivedoor 社長日記に書かれた応援コメントが酷い。「今回の警察(→検察)はムカつく」とか「自宅(→家宅)捜索って1番嫌だよね」といった、適当な書き込みが目立つ。「何があっても堀江さんを信じてますから!」といった文章は、信者と揶揄されても仕方ないだろう。何か特別な理由があるなら話は別だが、もう少し考えて物を言うべきではないか。
振り返れば、堀江貴文という名が知られるようになったのは2004年6月、近鉄バファローズ買収を表明した時から。その後05年1月にニッポン放送株の取得で話題となり、同年夏には衆院選への立候補を表明。しかし、有名になるにつれて味方はもちろん敵を増やしてきたのは事実である。彼が逮捕されるかどうかはまだわからないが、いずれにせよ社長の辞任は避けられまい。この状況で辞めないようでは、ライブドアは彼と共に心中する他ないだろう。プロ野球加盟が認められなかった幻のチーム名は、仙台ライブドアフェニックス。しかし、今回ばかりは不死鳥のように蘇る事は難しいかもしれない。

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■コメント
Ray - 2006/01/20 14:39
>株式交換による企業買収及び株の分割による株価のつり上げについて勉強した。
同じくです。^^; ここ何日かは日経新聞といつも以上に睨めっこでした。^^; 株式用語は苦手でしたので。。 そしてブログにも書こうかと思っていたのですが、新しいことも次々に出てきてタイミング失ってる間に先にかかれちゃいましたね。笑  「風説の流布」だけだと、立証されても致命傷になるのか?と思っていましたが、粉飾決算が出てくると上場廃止につながるだけに致命的かもしれませんねぇ。今回の問題で思ったのが、日本の新しい個人投資家が「デイトレ及び短期トレード」に偏りすぎてる感じがしましたね。 「投資」として「中期及び長期保有を前提」で行うのであれば、念密な下調べの段階でライブドア株には手を出さない気が。。。  やはり、素人が会社の事業内容、決算、方向性と、国内及び世界経済の流れも読まずに行うと投資は「ギャンブル」に近いと思います。 「中、長期保有を前提」ならば、経済の流れ、会社の仕組みなどなど様々なことを学ぶ必要性を迫られるため、中高生のみならず、世の中の政治経済に関心を向ける面でも有効だと思います。まぁ色々な、教訓を残してくれた出来事だったと思います。^^

★おお、Rayさんも勉強されましたか。私もいつ書くべきか迷いましたが、とりあえずわかっている範囲でまとめてみました。「風説の流布」というのは最初引っかかりましたが、強制捜査を行う口実ではなかったかと思います。 個人投資家がデイトレ及び短期トレードに偏る理由は、「すぐ結果が出るわかりやすさ」を求めているからではないでしょうか。「今勢いのある企業や業界で買っておこう」とか、気軽にできますからね。そういう点では、ライブドアのように安い値段で買えるIT企業は手頃だったと思います。色々勉強してどの程度勝算が立つのかわかりませんが、投機と賭博は紙一重なのかもしれません。

Ray - 2006/01/21 0:40
なるほど。分かりやすさ=気楽さ の利点は、小額、短期でも多くの投資家から投資を呼び込む、という点では利点は大きいですね。 ただ気楽に買った分、引くときはもの凄く早かったですが。^^;株式投資はギャンブル要素は大きいですが、この騒動を気に、投資家がいい意味で慎重に、しっかり世の中の流れと会社の内容を吟味した上で投資する・・・という個人投資家が増えてくれれば好循環なのですが・・。 あと、一応自分のブログにも書きました。時間あったらチェックしてみてください。^^

★今回ライブドア関連の株を持っていた人は直撃でしたけど、それ以外の企業の株だったら(たとえIT関連だとしても)焦って売るような真似はしない方がいいでしょうね。 PC、携帯、ネットの普及率を考えると、個人投資家の数は日本の歴史上今が最も多いのではないかと思います。やる人が皆儲けるわけではないですから、それなりの準備は必要という事でしょう。 Rayさんの記事にはこの後コメントします。

3本橋のmaah - 2006/01/23 0:48
自らのブログは風邪を引いて開店休業中の3本橋のmaahです。らいぶどあよりも気になったのが『東京証券取引所』の一日あたりのキャパと今年までの取引キャパシティの低さですね。。。NYのほうは5000万件(一日あたりの取引量の10倍)だし。。。それに対して世界第二位の取引量をほこる東京はとりあえず500万、今年中で800万って少ないと思いますね。。。今までの株取引は『お金をかなり持っている人』しかしませんでしたが、少しのお金を持っている人でもやる時代だし、保有も短期(一週間以内)の方が多いしコンピュータの普及もありかなり増えるし今回のライブドアがしたようなこと以上のことをしている企業も万が一ですがあるかもしれませんしそうなると800万件なんてすぐと思うのが筋だと思います。そうゆうところが今の東京証券取引所の役員やシステム担当の甘さが出ていますね。。。 もっとも、私が株をするのはまだまだ先もっと勉強する必要があるんですが。。。

★東証についてはニューヨークやロンドンがよく引き合いに出されますね。見込みが甘かったのは確かです。とりあえず今日から450→500 万に引き上げられるようですから、漸次増やしていくしかないですね。 今回の件で、株をやる人も少し慎重に考えるかもしれません。1日の取引量が爆発的に増えなければ、とりあえずは大丈夫だと思います。

はらみょん - 2006/01/23 1:09
トラックバックありがとうございます。こちらもトラックバックしたいのですが、Macはmsn spaceの幾つかの機能が使えなくて・・・ 今回の事件で、IT企業はみんな「株式分割」などによって株価をつり上げて資金を調達している。というイメージがついてしまいました。 本当のところ、どうなんでしょうか。。。。 その他の、ソフトバンクなどの銘柄には混乱は起きていないところをみると、ライブドアだけが問題だったのかなぁ。 いい悪いは別として、「出る杭は打たれる」感は否めないですね。

★確かに今回の件でIT企業に悪いイメージがついた印象はあります。ただ、一緒くたにする事は避けた方がいいでしょうね。株式分割をやっている会社もありますが、株価の時価総額を高める為にやっていたのはライブドアだけのようです。「他は絶対にない」とは言えませんが。
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