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コミュニケーションツール

あなたは人目のお客様です。

私が子供の頃に読んだ雑誌『小学2年生』によれば、21世紀は科学文明が発達した世界になるという事だった。車が空を飛び、人々は宇宙旅行を楽しみ、ロボットが人間に代わって多くの分野で働く。漫画家_手塚治虫が1952(昭和27)年に発表した『鉄腕アトム』で描いたのも…良いか悪いかは別として…そういう社会だった。
だがアトムの誕生日(2003年4月7日)を迎えてもそういった世界にはなっておらず、21世紀も5年が過ぎようとしている。思い描いていた未来はやがて現実になるのかもしれないが、それまでにはまだかなり時間がかかりそうだ。

しかしながら、急速に発達し我々の生活を変えている技術も多い。その代表例がコミュニケーションツール(通信手段)だろう。過去を振り返ると、離れた人間に連絡を取る手段としてまず手紙があり、固定電話があった。私が子供の頃の1980年代、友達と話をしたくても夜遅いと電話をかける事ができず、早い時間でも親に長電話を咎められた。女の子に電話をする場合は、まず相手の親に「自分が何者であるか」説明しなくてはいけない事もしばしば。学校ではクラスの電話連絡網があり、時として最後まで回すのにひどく時間がかかった。
ファクシミリ(FAX)が一般家庭に普及しだしたのが1990年頃。その後ポケットベル、携帯電話、PHS、E-mail、メッセンジャー、テレビ電話、IP電話、Skype…など、様々な技術が登場している。広い意味では、ブログやSNSを含める事もできるだろう。これらを全く使った事のない人は、若年層ではほとんどいないのではないか。10年前と比べても種類は随分と増え、便利になった。

しかしそういった変化によって、問題も起きている。端的にいうならば、コミュニケーション意識の差がもたらすトラブル。携帯電話を例に挙げると、【電話機能を A:よく使う B:使わない】 【不在着信があった時に A:相手にかけ直す B:用事があるならまたかけてくるだろう】 【メールがきた時に A:なるべく早く返信する B:内容を見てから判断する C:基本的に返さない】…といった風に、それぞれ考え方が分かれる。「普通はこうだろう」と思っていても、相手の常識と異なる事が多い。平常時にはなんて事はない障害かもしれない。だが、こんな時はどうか。

こんなカップルの会話があったとする。
A:「なんで連絡くれないの?」
B:「放っておくつもりはなかった。ただ最近仕事が忙しくてさ、時間がなかったんだ」
A:「そんなのおかしいよ。メールなんて2,3分もあれば書けるし、前はすぐに返事をくれてたのに」


AはBとのコミュニケーションに不満を持っている。Bは恐らく、時間というより余裕がない。自分の事で精一杯で、Aにまで気を回せない状態である。ただここで、Bが別の人間Cと(プライベートな連絡を)マメにやり取りしているケースもある。Bとしては、そうしたい理由があった。だが、その事をAが知ったらガッカリするかもしれない。そこから信頼関係が崩れる事もありうる。
仕事の連絡というのは締め切りや内容について、ある程度明確な評価基準が存在する。しかし私的なものにはそれがない。相手を励まそうとして「大きなお世話だ」と言われる事も、愚痴を話しだけで「話してくれて嬉しかった」と感謝される事もある。
こういった問題は、なにも昨日今日始まった事ではない。ただ以前より通信手段が増え、コストが安くなった事で手軽に連絡を取れるようになった。結果としてより親しくなる事はできるようになったが、同時に問題も起きやすくなった気がする。

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私自身は、コミュニケーションが苦手な人間である。これまで多くの人を傷つけ、傷ついてきた。経験から学んだ教訓は2つ。1つ目は状況判断を怠らない事。人や物は常に変化しているので、今はどうなのか見極める必要がある。…と書くと固いが、ようするに親しき仲にも礼儀あり、相手への配慮を忘れないように、という事だ。心遣いもなく「もう何年付き合ってると思ってるんだ?」「今更いいだろう、そんな事は」と希望を押しつけるのは、どんな関係であれ傲慢ではないだろうか。だが、努力しても衝突を避けられない場合もある。特に恋愛と金銭が絡んだ場合は、人間性がむき出しになりがち。その時の言動が、関係に及ぼす影響は非常に大きい。ただ、一時の感情だけで全てを判断する…例えば、昔良かった思い出まで否定する…のは止めた方がいいように思う。昔は昔、今は今。そして相手によっては、関係を断つ事を安易に決断しない方がいい。単純に○か×だけで判断できるものではない。迷った時はあまり考えすぎない事。決断せずとも、自然と気持ちや関係は落ち着いていくものだ。

通信手段とは、あるいは多少不便な方がいいのかもしれない。例えばこのブログ。基本的に「記事に書いてWebに発表する」「読んだ人がコメントを残す」という選択肢しかない。公開されている以上、交わされる内容は限定される(はず)。そこで誰かと親しくなり、通信手段としてメールやメッセンジャー、携帯電話などが増えると自由度がぐんと増す。親友と呼べる存在になったり、交際して結婚に至る事もあるだろう。だが、距離が近くなれば良い事ばかりではない。
ブログの内容で相手に何か尋ねたい場合は、コメントよりも直接問い合わせた方が早いし、突っ込んだ事も訊ける。しかし、ブログを書いた方としては、敢えて訊かれたくない内容もあるのだ。親しいがゆえに煩わしさが増す。そういうリスクを考えると、「記事を書き、そこにコメントする」という関係だけの方が良いのではないか。そんな気もしてくる。

今後もコミュニケーションツールは発達し、ますます便利になっていく。しかしどんな技術であれ、使うのは人間。やり取りする相手の事を考えなくてはいけないだろう。 「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい」 夏目漱石が『草枕』にそう記したのは1906(明治39)年、約100年前の話。しかしその難しさは現在も、そして100年後も変わってはいないはず。むしろ通信手段が多様化していく中、より気を付けるべき事ではないだろうか。

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■コメント
OL桜 - 2005/12/11 13:57
こんにちは。あらためて、コミニケーションツールの発達を感じましたねー。私も今まで、コミュニケーション意識の差がもたらすトラブル、ありました。知らない間に相手を傷つけたり、逆に傷ついたり・・・「分かってたつもり」とか、「分かってくれてるだろう」という思い込みが多く、人それぞれ捕らえ方が全然違うんですよね。

★こんにちは。おっしゃるとおり、人によって認識が違いますよね。言わなくても通じる事もあれば、口にしなくてはわからない事もあり。更に言葉が本心から言ったものなのか?…なんて考えるときりがないですけど。でも、気を付けるに越した事はないと思うんですよ。

Cass - 2005/12/11 15:34
他人と積極的に関わっていこうという社交的なタイプの人は、「傷つく」とか「傷つける」とかいうことをあまり気にしていないような気がします。そういう人は見知らぬ人とチャットしたり、直接電話で話したりするのが苦にならないんですね。 そういう意味では、「人を傷つけちゃったかも」と反省してしまうタイプの人はコミュニケーション・ツールの使い方に気をつけた方がいいのかもしれません。私の場合、人から「ガードが堅い」と言われるぐらいが居心地の良い距離のようです。ブログにコメントしてるぐらいが向いてるのかも・・・

★なるほど、確かにあまり気にしていないのかもしれませんね。私の場合はかつて「積極的に人と交流するタイプ」と自分を捉えていたのですが、今は独りでいる方を好むようになりましたね。もともとがそうだったのか、途中で変わったのかはわかりませんが。 ブログを通じてのやり取りは距離感が保てていますから、それに心地良さを感じるという事もあると思います。

探偵 - 2005/12/12 23:07
こんばんはこちらではお久しぶりです。 確かに、コミュニケーションツールの発達でコンタクトが安易になってきましたからね。あまりに安易故にメール返信も安易に「うん」とか「わかった」だけになってしまって怒られたことがあります。 通信手段としては、有効的であるこれらもコミュニケーションツールというカテゴリで判断すると使い方が価値観にもよると思いますが、難しいところがあります。元々私はケータイで長文メールができる方ではないので、長文を書くときにはPCでメールをするようにしていますが、PCを持っていない相手だとケータイメールではちょっと・・・ それだけでなく、メールでは誤解を生じやすいコトも多々あります。些細な気持ちで返した返信や言葉足らずで喧嘩になってしまうこともあり得ます。 っていう私はオールドタイプなのかw?やはり電話が好きですネ学生時代黒電話で好きな女の子と長電話して両親から叱られたのが懐かしいです(笑)

★コメントありがとうございます。価値観の差は大きいですね。近い人だと特に意識せずともやり取りがスムーズにいきますが、問題が起こりがちな人もいます。 黒電話で女の子と長電話ですか。重いですよね、あの受話器は。そして武闘家のお父さんの怒る姿が、容易に思い浮かびます(笑)
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