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白岩玄【野ブタ。をプロデュース】

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白岩玄【野ブタ。をプロデュース】
著者:白岩玄(しらいわ げん)
1983年京都市生まれ。高校卒業後にイギリスに
約1年間留学。現在は大阪デザイナー専門学校に
在学中。

出版社:河出書房新社  初版:2004/11/17
頁数:192  価格:1050円


第41回(2004年)文藝賞受賞
第132回(2004年下半期)芥川賞候補

 評価:60点

◆あらすじ
性格は明るく、容姿に気を遣い、成績優秀、運動はちょっと苦手。それが高校の人気者、桐谷修二。しかしそれは修二が意識的に演じた結果の姿だった。人々が望んでいるキャラクター(例えばディズニーランドのミッキーマウス)であれば、嫌われる事はない。このまま着ぐるみを被り続ければ、人生うまくいく。---そんなある日、編入生がクラスにやってくる。名前は小谷信太(しんた)。修二とは対称的なキャラクターの信太は、誰からも好かれない。不良に絡まれている伸太を偶然助けた修二は、「弟子にしてください」と泣きつかれるのだが…。

---------------
いわゆるティーン向けの小説。この作品を発表した時作者が21歳という事もあり、「最近の高校生活はこういうものなのか」と感じる。物語は修二の視点で語られるが、皮肉たっぷりながらも時折素直な心情も見えるのが興味深い。決して「自分がこの世で1番賢い」とは考えておらず、1人で過ごす孤独感や寂しさから逃れる為に自分を演出している。器用に見えて、実は非常に不器用。そんな彼の過去に何があったのか、気になるところ。伸太(=野ブタ。)を絡めた話は笑ってしまうものが多く、「この先どうなるのだろうか」と楽しみながらページをめくった。たとえ話の用い方について、センスを感じる(『一休さん』は少し古すぎる気もするが)。

この作品の評価を分ける大きなポイントは、終盤に起きる事件をどう見るかだろう。その事で修二の運命が大きく変わるのだが、起きた内容もその後の展開もあっさりしたものだった。その一連の流れについて「これはこれでありかな」と納得しつつも、「それまで築いてきたものって、その程度?」と違和感を覚えずにはいられなかった。
また台詞の語尾に時折(笑)が付いていたが、その必要はあったのだろうか。メールなどネット文化が当たり前の世代にとっては何ら問題ではなく、新しい文学のスタイルと言えるかもしれない。ただ個人的には、情景描写を読み取る楽しみが減るので残念だった。安易に(笑)をつける事は、筆者にとっても表現力を磨く事にはならないだろう。そして、使わずとも問題ない筆力は既に持っていると感じた。

◆ドラマ版

同名のドラマが、現在日本テレビ系列で毎週土曜21時で放送中。主演は桐谷修二役の亀梨和也(KAT-TUN 読みはカッツンではなくカトゥーン)と草野彰役の山下智久(NEWS)の2人。草野はドラマのオリジナル役。また野ブタ。が男ではなく女であり、その小谷信子役を掘北真希が演じている。それ以外にも設定の異なる点が多々見られるので、原作とドラマは別物と捉えた方がいいだろう。11/4の第4回放送では視聴率16.4%と、なかなか良い数字。
   亀梨和也(KAT-TUN)
亀梨和也(KAT-TUN)余談だが、当初亀梨と共演が見込まれていたのは赤西仁(KAT-TUN)だった。今年同じ時間枠で放送した仲間由紀恵主演のドラマ『ごくせん』で人気者となった2人を起用しようとしたのである。しかし出演依頼を赤西が断った(亀梨とのセット販売を嫌がった?)為、山下に話が回ってきた。役柄としてはスタッフロールに最初に出てくるのは亀梨の方だが、キャリアとしては山下の方が先輩。その為、顔を立てる意味で「特別出演」と表示している(キャスト一覧を参照)。事務所内の序列の話であり、「ジャニーズ枠」と言われる時間枠だからこそ反映された結果といえる。つまり視聴者にとってはあまり関係のない話。

   山下智久(NEWS)
山下智久(NEWS)◆ドラマのCD情報
亀梨と山下は年内限定ユニット修二と彰を結成し、11月2日にシングルCD『青春アミーゴ』を発売。発売1週目に52万枚の売り上げを記録し、ぶっちぎりでオリコン1位となる。初回出荷は55万枚だったが全国で 売り切れが続出した為、その後追加として50万枚を出荷。販売枚数が100万枚を超えるのは確実な状況。
表題の『野ブタ。をプロデュース』主題歌のほかに、山下が歌うTBS系列ドラマ『ドラゴン桜』挿入歌の『カラ フル』、また亀梨が歌う『ごくせん』挿入歌の『絆』が含まれていた事が、人気の理由となったようだ。KAT-TUNは まだCDデビューをしていないだけに、亀梨の歌声を聴ける貴重な1枚と言える。
ちなみに今年100万枚を越えるシングルはまだ出ていない。2005年10月26日の時点で最も近いのはケツメイシ『さくら』の94万枚、続いてMr. Children『四次元 Four Dimensions』の92万枚。年間シングルチャート1位はこのどちらかと思われていたが、『青春アミーゴ』が一気に抜き去る可能性も出てきた。
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■コメント
chiakiichi - 2005/11/13 10:41
わ~!!毎週楽しみにドラマを見ているので、うれしくて悲鳴をあげてしまいました(^o^) しかも写真つき・・・プリントしちゃおうかな(^○^) ひでちゃんも今この画面を一緒に見ているので、「しゅご~い!!」って言ってますよ。ミーハー丸出しでした、修正してと。本の方は、ドラマが終わってから読もうかな~と思っているんです。原作では、野ブタ。は男なんですね。共演が赤西くんだったかもしれないんですか!今見る感じ、山下くんで正解ですね。キャリアがあるせいか、とってもいい味出してて主役よりいい感じになってきてますもの。 CDは売り切れ続出ですよ。子供と2人でよく歌っているので喜ぶし買ってもいいかな?と思ってお店に行ったら、ありませんでした。ミリオンに行く手ごたえ充分です(^_^)v

★先日chiakiichiさんが記事に書かれた事は覚えていたので、意識して書きました。写真はサービスだと思ってくださいv ひで君にも喜んでもらえたらなら、ちょっと嬉しいですね。 記事でも触れましたが、原作はドラマとは話が違います。恐らく結末も異なるでしょう。ドラマのイメージを大事にしたいなら、読まない方がいいかもしれません。 キャスティングと歌は、chiakiichiさんにとっても好評のようですね。2人ともジャニーズの若手の中で人気がトップクラス、という事の証明かもしれません。

なー姫 - 2005/11/15 15:56
私は1回しか見た事がないんですが、確実に毎回たくさん出ているのに『何で山ぴーは特別出演扱いなんだろ?』って思ってたんですよー。なーるほど、納得ー。 それにしても人気ですねー、ほんとに。年齢関係なくファンが多いので驚きです。

★ええ、Pが特別出演の理由にはそういう事情があったわけで。キャストの格付けは決める方としても気を遣うでしょうね。大河ドラマではよくそういう話を聞きます。 ドラマが人気の理由の1つは、原作通りにやっていないからだと私は思いますね…。

Cass - 2005/11/15 23:01
文章をマジメに読んで欲しかったら(笑)という表現を使うな、と国語の先生に言われたような気がします。たしかに、地の文の中に(笑)が入ってると、この人、表現力に自信がないのかしら、と思われる恐れはあると思います。まあ、私は「野ブタ」はドラマの方を見てるだけで、原作の方は読んでないので、何とも言えませんが。学校という場では「人にどう思われるか」が大事だ、という(ドラマの方の)主人公の考え方は面白いと思いました。そーなんだよなー。私は高校生活で「ハッタリ」というものを学んだような気がします。

★なるほど、国語の先生が言いそうな事ですね。昔からの流れでいったら、現在のところはまだ異端といえる手法でしょう。別に(笑)だけじゃなく、(泣)(怒)などを使っていれば、情景描写があまり要らなくなりますからね。 Cass969さんもドラマ版をご覧になっているんですか。観ている人多いですねー。「人にどう思われるか」が大事、というのは確かにその通りだと思います。学校でも社会人でもそれは変わらないでしょうね。(Cass969さんの高校時代に何があったか、少し気になりますw)
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