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クライフVSモウリーニョ

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サッカーファンにとってはお馴染みだが、ヨハン・クライフとジョゼ・モウリーニョとの言い争いというのは、なかなか興味深い。知識のある方はニュースを読み進め、そうでない方は下記の解説を見つつ、読んでもらいたい。

モウリーニョ、強烈メッセージでヨハン・クライフを挑発
  livedoor スポーツ(2005年10月10日)
モウリーニョがヨハン・クライフに強烈なメッセージを送りつけた。事の発端は、BBCラジオ内でのクライフの発言だった。監督時代に“美しく攻撃的に勝つサッカー”を実践し、アヤックスやバルセロナで数々のタイトルを獲得したクライフは、チェルシーの指揮官であるモウリーニョを評して「結果だけを重視する監督」と批判。これに対してモウリーニョは、8日付の“Record”紙上でクライフに対し反撃に出た。もしこれをクライフが見れば…。キナ臭い空気が漂っている。
<以下、モウリーニョのメッセージ>
「読者のみなさん、まずはこんなシーンを想像してください。私がヨーロッパチャンピオンとなった後、監督業を辞めゴルフ三昧の生活を送っている姿を。そして他の監督たちをまるで“趣味”のように批判している姿を。しかしこれは実際の私とは違います。この歴史こそ、ヨハン・クライフのものなのです」

「クライフがバルサをヨーロッパチャンピオンに導いたことは、皆さんもう知っての通りです。しかし、彼 が監督として獲得したタイトルのうち、2つの国内タイトルは最終節に他クラブが取りこぼすというラッキーな形で勝ち得たものだというのを忘れている。それにチャンピオンズリーグ決勝で、実用 主義のカペッロ率いるミランに0-4で敗れたという事実もです」

「1996年に監督を辞めてゴルフに明け暮れ、素晴らしい選手だったことで手に入れた権力を使って批判し、世論を動かす。そして1996年から新しいフットボールの現実に戻ることを拒否している。1996年から私たちはあなた(クライフ)の復帰を待っているのです。これは謙虚に言いたい。あなたが私に教えることがあるならそれを聞いてみたい」

「私は学ぶことを止めない人間です。だから最高の監督になるためにあなたの教えを聞いてみたい。ただし、あなたは私に国内チャンピオンになることを教えられない。なぜなら私はもう3度もそれを経験したから。そして国内カップやUEFA杯、ヨーロッパチャンピオンになることも教えられない。それも私はすべて経験したから」

「では、チャンピオンズリーグ決勝で0-4で負ける方法を私に教える?いや、私はそんなことは学びたくない。私はUEFA杯でスペクタクルな試合を制して優勝し、チャンピオンズリーグ決勝では3-0で優勝を勝ち取ったことがある」

「どうぞ、ここ(監督業)に戻ってきてください。フットボールはあなたのことを10年も前から待ち続けて いるのです。そしてもしそれが可能であるなら、是非あなたにはプレミアシップに来てもらいたい。ただし、あなたはそこで『時はすでに21世紀だ』ということを知ってしまうかもしれないですが」

------------------------------
クライフ、モウリーニョの挑発に皮肉たっぷりの回答
  livedoor スポーツ(2005年10月25日)
あのモウリーニョの挑発から2週間。今度はヨハン・クライフが、スペイン紙“La Vanguardia”の連載コラムでモウリーニョにメッセージを送った。その中で、クライフは『結果』よりも重要なものがあることを強調している。
<以下、クライフのメッセージ>
「モウリーニョがわたしの教えに耳を傾けたいというのを喜ばしく思う。私が彼に何を教えられるか?70年代のアヤックスであり90年代のバルサのフットボールを教えられる。私はいつでもスペクタクルなフットボールを実践してきた」

「このスポーツでは結果も重要だということはわかっている。そして、弱小クラブが必死に守りを固めなければいけないことも理解している。だが、すばらしい選手たちを抱えたビッグクラブは、それだけで終わってはいけない。何かのプラスアルファが必要だ。それはフットボールのためにもそうでなければならない」

「だから私は、フットボールのことを考えず結果だけを重要視するような監督には同調しない。私がモウリーニョに教えられるのは、ただ勝つだけではなく、世界中の尊敬を集めるプレーをして勝つ、ということだ」

「チャンピオンズ決勝の0-4の敗戦については聞きたくない?それはまだ彼が監督としてのキャリア は浅いからだ。これからそういう経験もするだろう」

「そして、彼は数々のタイトルを獲ってきたが、タイトルを獲得することと世界中から賞賛されるプレーをするということは全く違うものだ。私はタイトル獲得よりも大切なものを実現してきた」

=解説=
ジョゼ・モウリーニョ Jose MOURINHO

ジョゼ・モウリーニョ Jose MOURINHO ポルトガル人。1963年1月26日生まれ。語学に堪能で、スペイン語、英語など5ヶ国語を操る。1992年ボビー・ロブソンがスポルティング・リスボン(ポルトガル)の監督に就任 した際に通訳となる。その後アシスタントコーチとなり、その後ポルト(ポルトガル)、バルセロナ(スペイン)とロブソンと行動を共にする。2002/03シーズンではポルトの監督としてUEFAカップ優勝。続く2003/04シーズンではチャンピオンズリーグ(CL)優勝。2004/05シーズンからチェルシー(イングランド)で指揮を執る。初年度の成績はプレミアリーグ優勝、CLベスト4。その手腕は高く評価され、世界トップクラスと言われる。
ただチェルシーのオーナーがロシアの石油王アブラモビッチであり、金に飽かして選手をかき集めるクラブのやり方には非難の声が強い(もっとも、ビッグクラブはどこも似たようなものだが)。またモウリーニョ個人も攻撃的な言動が目立つ為、サッカー界に敵は多い。2004/05シーズンでは彼の発言がきっかけで、世界屈指の審判だったアンデル・フリスクが引退した。詳しくは【サッカーを護れ】を参照。
UEFA Union of European Football Associations ヨーロッパサッカー連盟
UEFAチャンピオンズリーグ(Champions League)、UEFAカップ
欧州におけるクラブの2大カップ戦。格としてはチャンピオンズリーグ(CL)が上であり、ここで優勝する事は実質的に世界一の証明を意味する(1992/03まではチャンピオンズカップといった)。出場権を得る為には各国リーグで優勝するか、上位に入らなくてはいけない。UEFAカップはそのCLに次ぐ大会。CL出場権に次ぐ順位でリーグ戦を終えたクラブや国内カップ戦の優勝チーム、CLの予選リーグで敗退したクラブが参加する。
ヨハン・クライフ Johan CRUIJFF
ヨハン・クライフ Johan CRUIJFFオランダ人。1947年4月25日生まれ。幼い時よりアヤックス(オランダ)でプレーし、17歳でトップチーム に昇格。1965/66シーズンより6年連続で国内リーグ優勝、1970/71シーズンからUEFAチャンピオンズカップを3連覇。GK以外は全てこなせるオールラウンダーで、卓越したボールテクニックと知性を武器にしていた。彼の名を世界に知らしめたのは1974年の西ドイツW杯。後に20世紀最優秀監督に選ばれるリヌス・ミケルスに率いられたオランダは「全員攻撃・全員守備」「素早いプレッシング」「激しいポジションチェンジ」を特徴としており、そのチームの中心にあったのがクライフだった。グループリーグ第2ラウンドで前回優勝国 のブラジルと対戦し、ダイビングボレーシュートを決めた事から【フライング・ダッチマン(空飛ぶオランダ人)】と呼ばれるようになった。決勝では【皇帝】フランツ・ベッケンバウアーのいる西ドイツに敗れるも、大会最優秀 選手に選ばれた。この時のオランダの戦術は トータルフットボールと 呼ばれ、それ以降のサッカーに与えた影響は計り知れない。1973/74よりバルセロナ(スペイン)でプレーし、ここではリーグ優 勝1回。1984年に引退。バロンドール(欧州年間最優秀選手)に史上初めて3回選ばれた(19 71,1973,1974)。ペレ(ブラジル)、ディ・ステファノ(アルゼンチン/スペイン)、マラドーナ(アルゼン チン)と 並び【サッカー界のビッグ4】と呼ばれる存在であり、史上最高の選手の1人。
引退後すぐにアヤックスで監督に就任。4シーズンの中でリーグ優勝は果たせなかったが、1987/88にはUEFAカップウィナーズカップ(現在は廃止)に優勝。その後バルセロナで9シーズン指揮を執り、1990/91から国内リーグを4連覇。1991/92にはクラブ史上初となるUEFAチャンピオンズカップ優勝。ストイチコフ(ブルガリア)、グアルディオラ(スペイン)、クーマン(オランダ)らを擁し、ドリームチームと呼ばれた。ただ1993/94チャンピオンズリーグ決勝でミラン(イタリア)相手に0-4と大敗。「ドリームチームの夢はこの時消えてしまった」という見方は多い。
人間誰しも欠点はあるものだが、クライフの場合はヘビースモーカーだった事。現役時代からタバコを吸い続けた彼はやがて心臓を患い、1991年にバイパス手術を行った。その後は禁煙したものの、1997年に心臓の障害が再発。バルセロナを去り、それから他のクラブや代表監督のオファーは全て断っている。現在の位置付けは、サッカー界のご意見番。世界最高と言われる選手の技術を「まぁまぁ」と評する事もあり(それが彼の目には真実と映ったとしても)、傲慢と感じる人もいる。
クライフとモウリーニョの戦術の違い
大雑把に言うと、クライフは攻撃的なサッカーを志向し「3点取られたら4点取り返す」というスタイルを取っていた。「ただ守備的なサッカーをしても面白くないし、観客は喜ばない」というのが彼の哲学である。一方守備を最も重視するのがモウリーニョのやり方で、「相手を完封できれば1-0で十分」と考えている。決してチームの得点力が低いわけではなく、チェルシーには世界最高クラスの選手がゴロゴロいる。実際、得点数もプレミアリーグで飛び抜けて多い。しかしゲームにおいてボール支配率は高くなく、シュートチャンスも多くない。創造性という面では魅力に欠ける、という指摘はある。比較についてより詳しく知りたい方は、木村浩嗣-「チェルシーは美しく勝利しない」か?を参照。

さて、サッカーファンはどちらの意見を支持するのだろうか。スペイン国民の意見は以下の通り。
クライフVSモウリーニョ、どっちに軍配!? livedoor スポーツ(2005年10月29日)
ヨハン・クライフの批判に始まり、モウリーニョの挑発、そしてクライフの皮肉たっぷりの回答と、“口撃”の応酬となった一連のクライフVSモウリーニョ騒動に、ついにスペイン国民が判定をくだした。スペイン全国スポーツ紙の“Sport”はweb上で「強烈な個性のこの2人、モウリーニョとクライフ、あなたはどちらが好き?」とのアンケートを実施。その結果、全体の57%の票を集めたクライフが圧勝を収め、敗れたモウリーニョはたった10%の得票率に終わった。ちなみにこのアンケートは、4択で行われ、残りの2つはそれぞれ「どちらも大好き」が4%、「どちらも大嫌い」が29%の得票率となっている。

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クライフの過去の実績やスペインが攻撃的なサッカーを好む国である事を考えれば、この数字は不思議ではない。しかしながら、「どちらも大嫌い」が29%いるという事も忘れてはいけないだろう。クライフにせよモウリーニョにせよ「態度の大きい毒舌家」という点では共通しており、嫌う人も少なくないという事だ。
ただ、もしクライフが現場に復帰したら、モウリーニョのチームとの対戦は誰しもが観たいと思うだろう。クライフは失われた夢を取り戻す為に。モウリーニョは新しい伝説を作る為に。その試合が行われる事を、ファンは待ち望んでいる。ピッチ以外での争いもそれなりに楽しいが、ほどほどにしてもらいたいものだ。
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■コメント
Cass - 2005/11/05 18:14
どうも、この論争のきっかけになったクライフの発言は、イングランドのプレスに「チェルシーのサッカーは退屈だろう」と言われて、「ビッグチームは観客を喜ばせるサッカーをしなきゃダメだね」と答えた、というのが真相のようです。早い話、モウリーニョじゃ面白い記事にならないのでクライフ御大を引っ張り出した、ということみたいです。 それはそれとして、母国ポルトガルの代表チームに「巧緻で優美だけど勝利への執着が少しばかり足りないのでは?」という試合ぶりで思わぬゲームを取りこぼす癖があることを考えると、モウリーニョの個性は面白いですね。個人的にはサッカーにはファンタジーを求めたいタチなので、敢えてどっちかといえばクライフに加担したいところですが。 オーナーが代わってからの「新生チェルシー」の歴史がまだ浅く、「ともかく勝ってくれれば嬉しい」というサポーターが多いせいで、「モウリーニョ方式」でも何とか収まっているのではないか、という気もします。今後チェルシーの黄金時代が続くとすれば、「ただ勝つだけじゃなくスペクタクルな勝利が欲しい」という人が増えるかもしれない。その時にモウリーニョがどう出るのか、そこが非常に興味深いです。

★なるほど、確かにクライフが出てくればニュースバリューはグンと上がりますね。読む方としても面白いでしょうし。 確かにモウリーニョは従来のポルトガルサッカーとは随分趣が異なりますね。個人的には90年代前半のミランを進化させた形だと捉えています。クライフとの対戦がなければ、彼の流れを受け継いだライカールト率いるバルセロナでしょうか。昨年のCL は素晴らしい試合でした。 おっしゃる通りチェルシーが勝ち続ければサポーターから不満は出ると思いますが、強い状態はそう何年も続かない気がします。移り変わりが激しいですからね…。
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