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ポリスメン

あなたは人目のお客様です。

近頃、街で警察官の姿を多く見かける。年末は犯罪発生率が高くなる為に、特別警戒を行っているのだ。一市民として、犯行の抑止力となって欲しいと思う。しかし、個人的に1つ迷惑な事がある。それは職務質問

先日、こんな事があった。

夜遅くに近所の友達と出かける事になり、近くの公園で待ち合わせをした。私は予定より早めに着いたので、携帯をいじって時間を潰す。辺りは人通りの少ない住宅街。目の前の通りを、2台のパトカーがゆっくり通過していった。
すると、前方で2台ともに停車。人が降りてくる。こっちに来るんじゃねぇぞ、と思いつつ気づかない振りをする私。しかし、あっさり声をかけられる。

「あー、キミキミ、何してんの、こんなところで?」

振り返ると、4人の警官が目の前に。パトカーには2名が待機して無線を手に取っている。オイオイ、何をしたんだ俺が。理由を説明すると、「あ、そうなんだ。なーんだ」とガッカリした
声を出して、「待ち合わせなんだってさー」とパトカーにも声をかける。そして、再びこちらを向いて

「でもねー、キミとっても不審だから」

などと、笑顔で言うのである。「黙れ、国家の犬が」と怒鳴る私(心の中で)。警察官はなかなか立ち去ろうとしない。のんきに立ち話をしている。どうやら友人が来るまで一緒にいるらしい。信頼性抜群な私。友人は普段時間に几帳面なのだが、こういう時に限ってやってこない。仕方ないので家まで迎えに行く事にした(そいつは携帯持ってないので)。

特に何も言わず動き出すと、予想通り警官が少し離れてついてくる。ここでいきなりダッシュしたらどうなるんだろう、オラワクワクしてきたぞ、と思っていたら、こちらに向かっていた友人と会った。振り返るとつまらなそうに引き上げていく彼らの後姿が見えた。友人に「お前何かしたのか?」と言われたので、「悪いのは時間通りに来なかった貴様だ」と答えた。

ただ一言いわせてもらえれば、
正直言ってかなりヒマなんじゃないか、ポリスメン?

しかしながら、良い警官もまた存在する。

私の職場の近くに アメリカ大使館がある。周囲を鉄柵が取り囲んだ建物は、日本に数ある大使館の中でも恐らく最大。「中にはCIAの極東支部がある」という噂を聞いた事があるが、それは定かではない。建物の警備は警察が担当していて、付近に何人もの警官が見張りとして配置されている。いざとなったら車の進入への障壁にするのだろう、護送車も配備してある。なかなか物々しいが、これでも通常の警備。時には特別警備態勢が敷かれる。例えば「アメリカがイラク攻撃を開始した後」「ブッシュ大統領やラムズフェルド国防長官が来日した時」
「テロの危険性が高まった頃」。警備範囲は倍ほどに拡大し、どこの通りでも警官の姿が嫌でも目に入る。このように厳重に警戒しているのは、アメリカが日本にとって最大の同盟国だからか。それとも、日本がアメリカにとっての51番目の州だからなのか?

2003年と2004年は、その特別警戒の日がとても多かった。知っての通り、イラク情勢が混沌としていた為である。街から警察官の姿は一向に減らない。「これは一体いつまで続くのだろう。実際に働いている警察官自身は、どう考えているのだろう」 私は時々そう思った。

ある秋雨の降る夜の事だ。家路に就いた私は、職場近くで水溜りに足を踏み入れてしまった。ブツブツ文句を言っていると、近くにいた若い警官に「大丈夫ですか?」と声をかけられた。二言三言交わすと、物腰のやわらかい人だった。私は彼に疑問をぶつけてみた。

「ところで、この特別警戒っていつまでやるんですか?」
「正直言って、いつまで警備すればいいのか、やっている自分達もわからないんですよ。ただ今日で警備をやめたとして、明日テロが起きる可能性もありますよね?」
「でもそうなると、いつまで経っても止められませんね」
「そうなんですよ。だから1週間後になるか3ヵ月後になるか…まぁ上が判断するんですけど」
「通常より警備の人数が増えてますけど、人手は足りてるんですか?」
「いや、別の部署の人間も借り出されています。私もそうなんです」
「なるほど。あと、その制服を着て常に外にいて、大変じゃないですか。今年の夏はすごく暑かったですけど、大丈夫でした?」
「確かにこの業務を始めた時は、かなりキツかったです。けど、やっているうちに慣れました」
「本当ですか?」
「本当です」
「それじゃ、あとは……イラクが落ち着くのを待つしかないですかね」
「そうなるでしょうね。早く平和になってくれればいいと思います」

話をしてくれた礼を言って、彼とは別れた。職務に対する真面目な姿勢がうかがえて、私は嬉しかった。現場でしっかりと働く警察官がいる事を、心強く思った。それからしばらくして特別警戒は解かれた。話をした彼とは、その後顔を合せていない。しかしこの街で彼とは会わない方がいいのだろう。再び会った時、また世界はおかしくなっているかもしれないから。

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