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ドン・ウィンズロウ【犬の力】

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ドン・ウィンズロウ【犬の力】 翻訳:東江一紀
 文庫:(上)574頁(下)473頁
 価格:(上)(下)各1000円
 出版社:角川書店 初版:2009年8月25日
 2009年度
 週刊文春ミステリーベスト10:2位
 このミステリーがすごい!:1位
 文庫翻訳ミステリーベスト10:2位

  評価:90点

内容(「BOOK」データベースより)
メキシコの麻薬撲滅に取り憑かれたDEAの捜査官アート・ケラー。叔父が築くラテンアメリカの麻薬カルテルの後継バレーラ兄弟。高級娼婦への道を歩む美貌の不良学生ノーラに、やがて無慈悲な殺し屋となるヘルズ・キッチン育ちの若者カラン。彼らが好むと好まざるとにかかわらず放り込まれるのは、30年に及ぶ壮絶な麻薬戦争。米国政府、麻薬カルテル、マフィアら様々な組織の思惑が交錯し、物語は疾走を始める。

この本は1度読もうとして挫折したことがある。2009年11月のことだ。良い評判を聞いて手にとってはみたのの、残虐な描写を不快に感じ、冒頭で投げ出した。再挑戦しようと思ったのは、同じ作者の【フランキー・マシーンの冬】が良かったから。あるいは慣れなのかもしれない。

北中米を舞台にした麻薬戦争をテーマにした物語で、幾人かの人物による群像劇。その手法は映画【トラフィック】を連想させるし、マフィアの世界は映画【ゴッドファーザー】に通じるかもしれない。この作品の優れたところは、実際の歴史的事件と照らし合わせて展開していくストーリー。30年にわたるため、冷戦の影響から携帯電話、インターネットの普及など社会の変遷が感じられる。フィクションであっても、「地球のどこかで似たようなことはあったのだろう」と感じさせるリアリティがある。キャラクターの1人1人にしっかりと物語があり、それぞれをきちんと描いているところに好感を抱いた。個人的にはジミー"大桃"ピッコーネを気に入った。

枚数としても内容としても、大河ドラマと呼ぶに相応しい作品。私は上巻でやや腹一杯になった感があり、恐らく多くの読者が作品の途中でそういう感覚を味わうのではないか、と思う。それでも、終盤まで落ちないテンションに乗せられて読みきることができた。これだけの作品に出会えることは、なかなかない。ただ、やはり残虐な場面の描写はあるので、クライムノベルを受け付けない人は避けたほうがいいだろう。(読了日:2011年4月15日)

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