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伊坂幸太郎【グラスホッパー】

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伊坂幸太郎【グラスホッパー】 単行本:322ページ 価格:1575円
 出版社:角川書店 初版:2004年7月31日
 文庫:345ページ 価格:620円
 出版社:角川書店 初版:2007年6月

  評価:70点

内容(「BOOK」データベースより)
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。

この本が2011年の1冊目。登場するキャラクターたちが個性的。話のテンポは悪くない。文章もまぁ読みやすい。ただ、展開が唐突で馴染みにくい部分がある。逆に容易に想像のつく箇所を長く引っ張られて、ネタ割れした時に拍子抜けする面がある。もったいないと感じるのは「鯨」で、彼の技能が催眠術っぽいものであるがゆえに、ゴリ押しが効いてしまうこと。緻密さとか、ミステリーのレベルとしては高くない作品。 (読了日:2011年1月1日)
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