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明徳義塾の出場辞退

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先日高校野球についての記事を書いたばかりだが、本日残念なニュースが入った。高知代表・明徳義塾の甲子園出場辞退である。昨日組み合わせが決まり、西東京代表・日大三と試合を行うはずだった。それが今朝になって、突然の辞退である。原因は不祥事。内訳は以下の通りである。
-------------
4~7月 2年生と1年生の計11人が、野球部の寮内で喫煙5~7月
3年生と2年生の計6人が1年生を正座させた上、腕や胸を叩くなどの暴力を振るった

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同校の会見によると、主将が野球部寮のボイラー室でタバコの吸い殻2本を見つけたのは7/9。主将の呼びかけで1、2年生部員11人が「喫煙した」と名乗り出て、馬淵監督が練習停止1週間と校内の清掃作業を命じた。それでも、学校側には報告しないまま。同監督は会見で「自己申告してきた生徒たちで、更生の見込みがあると思った。処分も校内の基準に合わせ、自分の判断でした」と語る。
一方、暴力行為の被害生徒の両親が学校を訪れたのが7/15。高知大会開幕日の翌16日、被害者宅を訪ねた馬淵監督と野球部副部長は「なんとかこらえて下さい」と頭を下げた。「相手が許してくれないなら、その時点で出場辞退も考えた」と馬淵監督は振り返ったが、17日には転校を考えていた被害生徒の両親へ授業料の返還などを申し出て、相手の態度が軟化したと判断。18日の試合に出場した。
被害生徒が転校手続きを取ったにもかかわらず、吉田圭一校長は「8/1に高知県高野連に投書があるまで、事実を知らなかった」と語った。吉田校長は同日中に馬淵監督に問い合わせて事実を把握したが、日本高野連には知らせなかった。「再度、馬淵さんに話を聞いてからと思っていた」と吉田校長。馬淵監督も「ほかの人に相談しようか迷ったが、自分の責任でやると覚悟を決めてやった事だから」と、日本高野連から報告を求められた3日まで事実を明かさなかった。隠ぺいを決めた指導者と、事実確認が遅れた学校側。不祥事へのまずい対応と危機感の欠如がこの結果に結びついてしまった。

不祥事による甲子園の出場辞退や出場取り消しは、春は過去に11件ある。近年では2000年の第72回大会で内海哲也(現:読売)擁する福井代表・敦賀気比が出場辞退した。この時は野球部員が無免許・飲酒運転で車を動かし、事故を起こした事が問題になった。春の場合は前年の秋季大会で出場がほぼ決まる為、センバツまでの期間が長い。ゆえに、何かと不祥事が起きやすいと言えるだろう。
一方夏に関していうと、今回の明徳義塾が戦後初めて(※)である。県代表が決まってから全国大会まで短期間である為、問題が起きたり発覚する可能性は低い。従って今回の投書は明徳義塾にとって全くの盲点だったろう。恐らく転校手続きを取った1年生もしくはその家族が投函したと推察されるが、明徳義塾にとっては最悪のタイミングとなった。
1939(昭和14)年の第25回大会の東京大会で優勝した帝京商が選手資格問題で辞退。第2位の日大三中も同じ理由で辞退し、第3位の早稲田実業が東京代表として出場した。

高野連はかつて不祥事について連帯責任を求めていた(柔軟性というものがまるでなかった)が、現在はその方針を取り止めている。不祥事の種類にもよるが、加害部員を登録メンバーから外すことで、各地方大会への参加は可能になっている。現に暴力行為があった日本航空は山梨大会開幕前に県の高野連に事態を報告していたため、出場を認められた経緯がある。今回の不祥事の内容については高野連も重視しておらず、ただ「報告しなかった」点に苦言を呈している。もっとも、 宮城県・東北にいたダルビッシュ有(現:日ハム)のように、何度か喫煙写真を撮られても、学校側がどうにかゴマかしたりもみ消したりして乗り切ってしまった(高野連からは厳重注意されたが、甲子園出場には支障がなかった)例もある。明徳義塾も、その事を期待したのかもしれない。

また今回のような不祥事は、強豪校にしばしば見られる問題でもある。明徳義塾の部員数は出場49校中でも最多を誇る、128人。そのほとんどが、県外から野球留学してきた腕に自信のある生徒ばかりである。しかしベンチ入りできるのは、わずか18人。競争率は約7倍である。これだけの規模になると複数のチーム(1軍や2軍など)が存在するだろうが、大きな試合でプレーできるのはやはり一軍。どれだけ一生懸命練習をしても、試合に出られない人間が大半を占めるチームは、モチベーションを維持しにくい。しかも皆が寮生活を過ごしていれば、衝突もしやすい。その結果が暴行ではないだろうか。
他校では大阪・PL学園が2001年夏に「部内での暴力が頻繁に発生している」という事で、6ヶ月間の対外試合禁止になった。試合に勝つ事のみ求められ、そういった問題が見過ごされているのも事実である。

高知県代表には、高知が代替出場する事になった。県大会決勝では延長12回に2-3で敗れはしたが、その実力は明徳義塾に決して劣るものではないだろう。引退した3年生も呼び戻され、明日急遽甲子園入り。そして8/10(水)には日大三との試合を迎える。今回の出場に関しては複雑な気持ちだろうが、精一杯のプレーで野球を楽しんで欲しい。
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■コメント
Ray
- 2005/08/06 2:02
明徳義塾の出場辞退、確かに後味悪い一件でしたね・・。 監督、優秀な人なのかもしれませんが、厳しいこというと人間として重要な部分が欠けていたようにも見えます。 喫煙だけならまだしも暴力沙汰はいい訳できないですしね・・・。 体育会系に長らくいたわりには、「根性主義の体育会系」は大嫌いなので、先輩が後輩に対して暴力、というのは到底許しがたいものです。 しかし、一度は出場決まり、事態になってしまった生徒にとってはこの上ないショックでしょう・・。 今後、こういった事態が起こらないことを切に願います。

★生徒数が減少している現在、学校が生き残る為にはいかに生徒を集めるかが鍵です(入学者だけでなく、受験者も含む)。そして、甲子園出場というのは最大級の宣伝になるわけで。様々な期待や重圧が監督や部長にあった事と思います。 以前に比べれば減っているとは思いますが、根性主義の体育会はまだ存在していますね。確かに強くなる上では精神力が必要で、根性がそれに相当する場合もあるでしょう。でも、理不尽な言動が許される世界はまともじゃないでしょうね。一概に評価する事は難しいかもしれませんが。 おっしゃる通り、こういう事がもう起きないといいですね。
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