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新井政美【オスマンVS.ヨーロッパ】

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 単行本:232ページ 価格:1680円
 出版社:講談社 初版:2002年4月10日

  評価:85点

出版社/著者からの内容紹介
トルコのマーチが聞こえてきた!!――ヨーロッパが震えた400年西方に拡大し、世界帝国を目指すオスマン。宗教的寛容性と強力な中央集権体制を持つこの「先進国」の脅威こそが、ヨーロッパに近代化を促した。400年にわたりヨーロッパを震撼させ続けた「スーパーパワー」を描く。

この本の前に鈴木董【オスマン帝国 イスラム世界の「柔らかい専制」】 を読んでいたのだが、そちらがオスマン帝国の成り立ちと発展を記しているのに対し、表題の通り同時代のヨーロッパとの比較をしている点が特長である。最初はアナトリアの地域史から入り、フン族やモンゴル族、セルジューク朝やルーム・セルジューク朝が出てくる。オスマン帝国が登場するのはしばらく後。

内容的には、ライバルであった神聖ローマ帝国との比較が興味深い。特に宗教に対する寛容さに感心する。イスラム教国家ではあったが、他の宗教を信じる人間への弾圧や迫害はなかったようだ(少なくともオスマン帝国の前半くらいは)。その頃欧州では宗教のトラブルが相次いでおり、キリスト教といってもカトリック、ルター派、カルヴァン派、ギリシア正教で対立をしていた。

また、ポーランドやボヘミア、バルカン半島といった地域はオスマン帝国と神聖ローマ帝国との間で奪い合いになった土地だが、前者の領土であった時代のほうが平和であった印象を受ける。個人を救う上で宗教は良いかもしれないが、政治や権力が絡むとろくなことがない。

ただし、オスマン帝国が衰退していった理由についての記述は、随分と駆け足。長く続いたことで様々な制度に疲労があり、広い国土を治めるだけのシステムが維持できなかったことなどが記されている。著者の専門外の内容ということだが、わかりやすい1冊だった。 (読了日:2010年12月10日)

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