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井上浩一【生き残った帝国ビザンティン】

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井上浩一【生き残った帝国ビザンティン】 文庫:288ページ 価格:1050円
 出版社:講談社 初版:2008年3月10日

  評価:90点

内容(「BOOK」データベースより)
栄華の都コンスタンティノープル、イコンに彩られた聖ソフィア教会…。興亡を繰り返すヨーロッパとアジアの境界、「文明の十字路」にあって、帝国はなぜ一千年以上も存続しえたのか。キリスト教と「偉大なローマ」の理念を守る一方、皇帝・貴族・知識人は変化にどう対応したか。ローマ皇帝の改宗から帝都陥落まで、「奇跡の一千年」を活写する。

個人的な印象かもしれないが、東ローマ帝国(ビザンティン帝国)というのは日本人に馴染みが薄いように感じる。恐らくそれは、欧州史というものを西欧を中心に捉えているからであろう。本書ではローマ帝国のコンスタンティヌス1世からの歴史がわかりやすく描かれている。文字も大きく読みやすい。

たとえば都コンスタンティノープルに暮らす人々の多くがギリシャ人であったにも関わらず自分たちを「ローマ人」と称し、国を「ローマ帝国」と言っていたことに、(ああ、ここもそうだったのか)と思わされる。西ローマ帝国や神聖ローマ帝国もそうであったが、人々のローマ帝国への憧れというのは本当に大したものだ。話に伝わっているほどローマ帝国では誰もが幸せに暮らしていたわけではなかったようだが、「自分たちこそ正当な後継者」と主張する意欲がうかがえる。

またビザンティン帝国といえば、周辺地域特にイスラム勢との戦いが気になるところ。「キリスト教文化を守るためのヨーロッパの壁」と言われたりもするが、「文化的に絶対に相容れない」とか「死守」とかそういうものではなかったらしい。コンスタンティノープルは世界でも珍しい国際的な大都市となり、多民族が生活していた。都市として異文化を受け入れる土壌はあったのである。そんなビザンティンの人々にとっては、イスラム勢よりも十字軍のほうが(同じキリスト教とはいえ「聖地奪回」を掲げて乱暴狼藉を働く分)迷惑な存在であったようだ。 (読了日:2010年12月1日)

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