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江村洋【ハプスブルク家】

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江村洋【ハプスブルク家】 新書:248ページ 価格:777円
 出版社:講談社 初版:1990年8月10日

  評価:80点

内容説明
ヨーロッパの「宗家」ハプスブルク家の盛衰王家の中の王家、超国家的な支配原理で陽の沈まない帝国を築いたハプスブルク家.カール五世,マリア・テレジア等の闘争と政略の700年を通しヨ-ロッパを考える。

ヨーロッパの王家随一の名門であるハプスブルク家の物語。650年の歴史の中でも、キーパーソンとなる人物を中心に取り上げている。そのうちの1人が、治世下で領土が最大になったカール5世(スペイン王カルロス1世)。宗教戦争やオスマン・トルコとの戦いなど、諸々の問題に対応するためにあちこち精力的に出かけていったことは大したものである。

また、マリア・テレジアも強く印象に残った。絶対王政全盛の時代において、いかに政治を行ったか。単純に国を守るためではなく、民衆のために行動をしたことに感銘を受けた。精力的に政治に携わりつつも20年間で16人の子供を生んだり、夫フランツ1世との純愛など、人間的にも魅力を感じる。彼女のような傑物は古今東西の歴史を見渡してもなかなかいないだろう。

歴史学において「1648年のウエストファリア条約をもって、神聖ローマ帝国は事実上解体した」とされるが、この本ではそれ以降にもページを割いている。多くの民族や王国を内包しながらも、帝国としての命脈が断たれなかったのはなぜか?国のあり方としては悪くなかったのではないか、と示唆する。

実際のところ、帝国崩壊後に多くの民族が自分たちの国を持つことを求めて活動したが、そのために多くの血を流したり、独立後に貧しくなってしまった例も多い。20世紀末のチェコスロバキアやユーゴスラビア、そして欧州連合(EU)にも通じるテーマと言えよう。魅力的な本だが、時々難解な言葉が使われている点は残念である。 (読了日:2010年11月1日)

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