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永田諒一【宗教改革の真実】

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永田諒一【宗教改革の真実】 新書:232ページ 価格:735円
 出版社:講談社 初版:2004年3月21日

  評価:80点

内容(「BOOK」データベースより)
中世の人々は、カトリックへの反逆をなぜ受け入れたのか?ルター伝説の真相から聖画像破壊まで、大転換期の諸相を描ききる。

仰々しいタイトルはついているが、宗教改革を社会史の視点から平易に著した本である。読んでいて「そうだったのか」と感じる内容が色々とあった。メモしたものを挙げると

1517年10月31日、修道士マルティン・ルターは「95ヶ条の論題」をドイツ東部のヴィッテンベルク城教会の扉に掲示。この日は宗教改革記念日としてドイツの幾つかの州では祝日となっている。だが、彼の上司であるマインツ大司教に書状を送りつけたのが先で、貼り出したのはしばらく後という説もある。

羊・ヤギなどの皮から作られた書写材料、羊皮紙。一説には、1頭あたり8ページ分しかできなかったという。ゆえに安価で作ることができず、書物の普及には紙の登場を待たねばならなかった。ただ、ごく一部の階級を除いて識字はできなかったので、民衆が書物に接する機会は限られていた。

宗教改革派(プロテスタント)が躍進した一因は活版印刷術の活用にあった。民衆にわかりやすいよう、文字だけでなく挿絵を入れたのが特徴。敵であるローマ・カトリック教会の教皇は三重の王冠(これが教皇の象徴)と人の顔、悪魔の肉体で描かれた。矢野健太郎の漫画【ベルセルク】に出てきそうな感じ。

一方のカトリック派は、活版印刷の利用に消極的だった。理由は、教義は文字ではなく口述や身振りで伝えるのが良いとされていたこと。また筆写本の方が印刷本に比べて美しく、長持ちするとされた。ただ現代のPCや電子機器と同様、世代によって認識には随分と差があったようだ。

宗教改革に取り組んだからといって、ルターが何事も先進的な考えを持っていたわけではない。たとえばコペルニクスの地動説は否定。また彼の死後、ユリウス暦からグレゴリウス暦への移行についてプロテスタントは抵抗した。なぜなら発布したのがローマ教皇だったから。科学的合理性は関係なかった。

…など。この本の前に森田義之【メディチ家】を読んでいたのだが、そちらが長くて読むのに骨が折れたのに比べ、随分と読みやすい印象を受けた。 (読了日:2010年10月22日)

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