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湊かなえ【告白】

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湊かなえ【告白】 単行本:268ページ 文庫:320ページ
 価格:(単行本)1470円 (文庫)650円
 初版:(単行本)2008年8月5日
             (文庫)2010年4月8日
 出版社:双葉社
 2008年
 週刊文春ミステリーベスト10 第1位
 2009年
 本屋大賞 第1位
 宝島社「このミステリーがすごい!」第4位

  評価:75点


内容(「BOOK」データベースより)
「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。

2008年に話題になった時から存在は知っていたが、「死」や「いじめ」といった言葉から陰湿で暗そうなイメージを抱き、手を出さずにいた作品。今回本好きの知り合いから文庫本を貰ったので読んでみた。
意外なことに、文章からそれほど暗い印象は受けなかった。むしろ軽快で読みやすい。デビュー作ということを考えれば、しっかりと書けているほうだろう。また、1日で読み切るには適当な長さだ。

中学校を舞台とした殺人ということで、未成年による殺人が大きなテーマとなっている。実際の事件をちらつかせながら作品を進めていくあたり、巧い手法だと思う。ただ、話としてリアリティがあるかというと、そうでもない。個々の人物が背負っている事情を読んでも「ふーん」という感じで、「そうなっても仕方ないかな」とは思わなかった。

1つの物事について、複数の視点から描く手法は芥川龍之介【藪の中】にも見られる。ただ、この作品の特長は「突き抜けている」点だろう。善悪がどうとかではなく、思いを遂げるために動く登場人物たち。その遠慮のない姿勢には清々しさすら感じる。ここまで踏み込んで描く作品も珍しいだろう。余談だが、本屋大賞にこの本が選ばれたことは意外だった。癖のない、万人受けするようなやつが選ばれる賞だと思っていたのだが。 (読了日:2010年9月15日)

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