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夏川草介【神様のカルテ】

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夏川草介【神様のカルテ】 単行本:208ページ 価格:1260円
 出版社:小学館 初版:2009年8月27日
 第10回小学館文庫小説大賞
 2010年本屋大賞2位

  評価:75点

内容紹介
栗原一止(いちと)は信州の小さな病院で働く、悲しむことが苦手な内科医である。ここでは常に医師が不足している。専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を三日取れないことも日常茶飯事だ。そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。

文語調で語られだす出だしを読んだ時は、正直「なんだこれは?」と思った。主人公が夏目漱石を敬愛しているから、という設定だそうだが、いささかとっつきにくい(やがて慣れるが)。全体的にほのぼのとした雰囲気ながら、地方の地域医療、救急医療、研修医の育成、終末期医療など、様々な問題について現場からの視点で描いている点はわかりやすい。

ただ、作品の完成度としては不満を感じる部分が多い。まず大学病院についての描写があっさりしている。一止がさして迷うこともなく地域医療を選んでいるあたりが拍子抜けだった。例えば一止の同期の友人で、大学病院に残ることを選んだようなキャラクターがいても良かったのではないか。

登場人物が皆「いい奴」というのも引っかかった。「嫌な奴だけど、言うことは一理あるな」みたいな存在がいれば、より作品を締めることができたろう。キャラクター個々についての掘り下げ方は甘く、そもそも一止の医療に接する姿勢がどこからきているのか、よくわからない。【神様のカルテ】というタイトルにしても、語感はいいが、それほど合っているようには思えない。

色々書いたが、雰囲気としては嫌いではない。内容がドロドロしていたり、シリアスすぎたり、スーパードクターが登場したりするような医療ものの多い中で、たまにはこういうのもいいかもしれない。読み終えた後で「この作品は映像化されるだろうな」と思ったが、櫻井翔・宮崎あおいで映画化(2011年公開)されるとのこと。 (読了日:2010年9月15日)

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