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松島駿二郎【タスマニア最後の「女王」トルカニニ】

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松島駿二郎【タスマニア最後の「女王」トルカニニ】  単行本:228ページ 価格:1995円
 出版社:草思社 初版:2000年9月28日

  評価:85点

■あらすじ
19世紀のはじめ、ロンドンの貧しい煉瓦職人ロビンソンはオーストラリア・タスマニア島に渡る。彼の水先案内を務めたのが、島の少女トルカニニ。2人を中心に白人と原住民の融和を図るミッションが行われる。しかしそれは、タスマニア人絶滅への道だった…。

産業革命で発展したイギリスだったが、工業の発展で都市部に貧しい人々があふれることとなった。チャールズ・ディケンズ【オリバー・ツイスト】にも描かれた社会である。オーストラリアは当初流刑地として扱われていたが、送り込まれていたのは軽い犯罪の人間が多かったという。イギリスから見て地の涯に人々を送り込もうという、一種の棄民政策である。

また、石炭以外目立った資源のない島国イギリスを発展させるために、植民地の開発が必要だった。そして新天地での成功を夢見た1人が、ロビンソンだったわけである。タスマニアについて「オーストラリア大陸の南方にある島」くらいしか知らなかったが、大英帝国の植民地政策がどのようなものであったか、という内容はとても興味深いものだった。

ページ数は少ないが、じっくりと読ませる。ただ、終盤は感傷的な部分が目立った。タイトルに女王とあるが、タスマニアは王国ではない。トルカニニを女王としたのは、作者の思い入れゆえ。それに縛られている印象を受けた。もっと自由な視点でまとめられていたら、なお良かったのだが。ウェンディ・ムーア【解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯】トニー・ロビンソン【図説「最悪」の仕事の歴史】といった内容を好きな人なら、手に取ってもいい本。 (読了日:2010年8月16日)

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