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天野純希【青嵐の譜】

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天野純希【青嵐の譜】 単行本:360ページ 価格:1680円
 出版社:集英社 初版:2009年8月5日

  評価:75点

内容(「BOOK」データベースより)
第20回「小説すばる新人賞」受賞第一作。渾身の書き下ろし長編小説。―文永11年(1274年)、アジア全土を揺るがす蒙古軍が、九州北方、玄界灘に浮かぶ、壱岐の島を襲撃した。「小説すばる新人賞」の新鋭が描く、「元寇」に巻き込まれた若者達の青春群像劇。

前作【桃山ビート・トライブ 】を読んだ時はそのノリの軽さがやや鼻についたが、今回はしっかりと本格的な歴史物になっている。元寇について記された物語を読むのは初めてだったので、新鮮だった。上下2段でボリュームもある。ただ、内容的に重たい部分もあり、スラスラ読み進めることはできなかった。

九州地方北部が日本の歴史において長らく海外の窓であったことを認識し、鎌倉の幕府がいかに思慮に欠ける外交をしていたかを知った。権威はあれど権力のなかった京の都の連中も、実に勝手なものである。知られているように台風が勝敗に与えた影響は大きいが、現地で戦に巻き込まれた人々は塗炭の苦しみを味わった。「神風」という言葉が20世紀にまで残ったのは皮肉である。また、「一所懸命」でも知られる武士への恩賞=土地というものがこの戦では得られず、不満が溜まった…という武家社会の問題を露呈している。戦国末期に豊臣秀吉が朝鮮出兵を命じたのは彼のわがままではなく、与える土地がなくなってしまったから…という説も頷ける。色々と考えさせられる1冊。 (読了日:2010年7月21日)

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