様々なジャンルのコラム・データベース。最近は映画評、書評が中心。短いトピック、日常的な事柄はTwitterで更新中。
A CHORUS LINE
製作国;アメリカ 上映時間:118分
製作年:1985年 日本公開:1985年12月
監督:リチャード・アッテンボロー
◇出演
マイケル・ダグラス ザック
テレンス・マン ラリー
アリソン・リード キャシー
オードリー・ランダース ヴァル・クラーク
ヴィッキー・フレデリック シーラ・ブライアント
評価:65点
■あらすじ
ブロードウェイの売れっ子ディレクター・振付師のザックは、近くにオープンする新しいショーの為、男女のコーラスメンバーを選ぼうとオーディションを敢行。全体で何人採るかも知らされないまま、ショー・ビジネスに夢を馳せる大勢の若者たちが集まり、人数が絞られていく…。
文庫:(上)394頁 (下)383頁
価格:(上)740円 (下)700円
出版社:新潮社 初版:2008年8月28日
宝島社「このミステリーがすごい!」海外編第1位
「週刊文春ミステリーベス ト10」海外部門第2位
評価:90点
2008年に出版された海外ミステリーで、R.D. ウィングフィールド【フロスト気質】と共に1、2位を争った作品。物語は1933年、ソビエト連邦ウクライナ州チェルボイ村から始まる。当時ウクライナは大飢饉に見舞われていて、死者が後を絶たなかった。冬のある日、幼い兄弟2人が猫を捕まえるために森に入る。首尾よく捕まえることはできたが、兄が何者かにさらわれてしまう…。
EVERY LITTLE STEP
製作国:アメリカ 上映時間:93分
製作年:2008年 日本公開:2008年10月25日
監督:ジェームズ・D・スターン アダム・デル・デオ
評価:80点
ブロードウェイミュージカルに欠かせない、ダンサーという存在。そして、ダンサーの打ち明け話とオーディションの風景をテーマにした作品が【コーラスライン】。コーラスラインとは、稽古で舞台上に引かれるラインのこと。コーラスつまり役名のないキャスト達が、ダンス等でこれより前に出ないようにと引かれる。日の当たらない彼らにスポットを当てたのが特長であり、ダンサーのダンサーによるダンサーのためのミュージカルといえる。1975年の初演から1990年まで当時最長のロングラン記録を持つ。
「書評」で取り上げた本が150冊に達したので、点数別にまとめてみることにした。80点以上のものは一読の価値あり。なお、同じ点数でもリストの上にあるものほど新しく読んだ本。破線より上のものは、最近50冊に含まれる。
95点
伊坂幸太郎【ゴールデンスランバー】
森見登美彦【夜は短し歩けよ乙女】
金城一紀 【GO】
90点
堤未果【ルポ貧困大国アメリカ】
柳広司【ジョーカー・ゲーム】
笹本稜平【太平洋の薔薇】
宮部みゆき【火車】
---------------------------------------------------------------
カルロス・ルイス・サフォン【風の影】
荻原浩【明日の記憶】
木村元彦【オシムの言葉】
熊谷達也【邂逅の森】
福井晴敏【亡国のイージス】
京極夏彦【巷説百物語】
浅田次郎【天切り松 闇がたり】1巻
福井晴敏 【終戦のローレライ】
製作国:日本 上映時間:128分
製作年:2008年 劇場公開:2008年10月4日
監督:西谷弘 興行収入:49.2億円
◇出演
福山雅治 湯川学
柴咲コウ 内海薫
北村一輝 草薙俊平
松雪泰子 花岡靖子
堤真一 石神哲哉
ダンカン 工藤邦明
長塚圭史 富樫慎二
評価:70点
■あらすじ
ある日、貝塚北警察署管轄内で男性の死体が発見される。顔は潰され、指も焼かれて指紋が消されていたものの、ほどなく身元は判明した。捜査には本庁も出動し、貝塚北署の刑事・内海は先輩の草薙と共に、被害者の別れた妻・花岡靖子へ聞き込みに向かう。しかし、容疑者と目された彼女には完璧なアリバイがあった。いきなり壁にぶつかった2人は、さっそく「ガリレオ」こと湯川学に相談を持ちかける。
単行本:332ページ 価格:1575円
出版社:ポプラ社 初版:2009年3月
評価:75点
■あらすじ
京都の大学から、遠く離れた能登の実験所に飛ばされた男子大学院生が一人。主目的はクラゲの研究をすること。しかし、日々の退屈を紛らわすために、「文通武者修行」と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書く。書き続ける。手紙を通じての交流で、彼が得たものとは。
【夜は短し歩けよ乙女】、【有頂天家族】、【新釈走れメロス 他四編】に続きこのブログで紹介する、森見登見彦の作品。相変わらず、色々な雑学(特に文学)が作品に散りばめられていて、読んでいて楽しい。「逃げるな。逃げると危険は2倍になる」(チャーチル)と「真の名誉とは、決して倒れないことではない。倒れるたびに起き上がることだ」(孔子)といった言葉が印象に残る。本編の展開とはあまり関係なく使われているが、そこが作者らしいところである。
本編全てが手紙の形で構成され、そのほとんどが主人公によって書かれている。独特のスタイルを面白く読み進めていったが、展開が読みやすく終盤は随分と興味が薄れてしまった。惜しい。 (読了日:2009年6月26日)
作っている人:ガチャピン